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グンゼ株式会社様の支援実績

ファンを醸成しエンゲージメント率166%改善!グンゼ様の Twitterアカウント戦略とは

2021.1.14 アパレル

※掲載企業様やご担当者様への直接の問い合わせ、
営業のお電話はお控えください。

グンゼ 女性

こんにちは、オリナス株式会社のお客様事例インタビューチームです。

今回は、グンゼ株式会社のアパレルカンパニー 戦略営業部 デジタルマーケティング部 CRM推進室の太田様にインタビューさせていただきました。グンゼ様はフォロワー10万人を誇る公式Twitterアカウントの運用改善で、コンサルティングとして約一年間継続してご支援させていただいております。弊社が支援に入るタイミングですでに多数のフォロワーを抱えたアカウントをお持ちだったものの、「フォロワーや運用の質」に課題を抱えていらっしゃいました。グンゼ様のように、課題やお悩みがフォロワー数ではなく「フォロワーを集めた後のアカウントのクオリティを高めたい」という企業様からのお問い合わせも多くいただきます。

グンゼ様が抱えていらっしゃったアカウントのお悩みや、その改善のためにとってきた具体策まで、詳しくお伺いしてきました!

公式Webサイト:グンゼ株式会社

公式オンラインストア:グンゼストア

公式Twitter:gunze_jp

SNSを運用しても若年層の認知が伸びなかった

オリナス:太田さん、本日はお時間をいただきましてありがとうございます。早速いろいろなことをお伺いしていきたいのですが、まずは改めて御社の事業内容をお聞かせいただけますか。

太田:現在メインに行っているのは下着やストッキングなどの製造・販売ですが、実はプラスチックフィルムの製造も行っています。後者のほうは、肌着の包装を自社で作ろうというところから始まった事業になります。

その他にも、メディカルの分野では、縫合後にそのまま溶ける抜糸いらずの糸など、手術の縫合糸なども製造・販売しています。本当に様々なことを手掛けている会社で、創業してから125年ほどになります。

オリナス:非常に長い歴史をお持ちなんですね。

太田さんが在籍されているチームは、御社のなかでの役割として、どのような部分を担っていらっしゃるのでしょうか。

太田:デジタルマーケティング部のCRM推進室という場所で、WEB上でのグンゼファン拡大を実現し、アパレルEC/SPAチャネルでの売上最大化を図ることが役割です。具体的には、SNS(Twitterと公式LINE)やアプリの運営、ほかにもブランドサイトを運営したり、「着心地プラス」というコンテンツサイトも運営しています。

オリナス:一般のお客様向けのPRをやっていらっしゃるということですね。

今回の弊社とのお取り組み前に、デジタルマーケティングに関して御社がお持ちだった課題感はどのようなものだったのでしょうか。

太田:SNSを運用しているのに、若年層の方々からの認知が伸びなかったことですね。弊社の販売商品としては、年配の方向けの肌着や白ブリーフなどのイメージが強いのですが、実は若い方向けの「Tuché(トゥシェ)」という下着ブランドもあるんです。ただ、実際にはそういったブランドの認知を広めるのは難しい状況にありました。グンゼ_tuché 今年でTwitterを始めて3年目になりますが、TwitterなどのSNSは若者向けに情報を発信し拡散してもらうには最適なツールのはずなのに、どうしても情報の広がりや人の増加が悪くて。どうすれば若い方にもっと認知していただけるのか、どうすれば潜在的な層から新しいお客様を生み出せるのか、そういったことをより考えてTwitterの使い方を変えてみようという意識がありました。

オリナス:「情報の広がりや人の増加が悪い」というのは、フォロワーさんが増えないということでしょうか。

太田:いえ、フォロワーさんの数としては、目標にしていた10万人も達成しているんです。しかし、弊社のアカウントで毎月キャンペーンをしていたので、フォロワーさんの内訳としては懸賞アカウントの方がとても多かったんです。そのため、キャンペーンが終わるとフォローを外されてしまったりだとか。だから、結局10万人というフォロワーさんがいるにも関わらず拡散性がない、キャンペーンをきっかけにフォローしてくれた方を引き留めることができていないのが問題でした。

メインターゲットを「若い女性」に定め、ユーザー目線で運用してくれる会社を選択

オリナス:なるほど。ではそんななかでSNS運用を外注するにあたり、ご依頼される会社はどのようにお選びになったのですか。

太田:具体的にどんなことをやってくださるのかということの吟味はもちろん、女性の方が担当してくださるところがいいなと思っていました。弊社としては若い女性のファンを増やしていきたかったので、担当の方が女性であれば、同性として近い目線から女性の心を掴むような発信をしていただけるのではないかと。

オリナス:それでは若者向けのなかでも、特にTwitterは女性向けプロモーションとしての運用をご希望されていたということでしょうか。

太田:そうですね。最初は老若男女問わず幅広い層に向けてという感じだったのですが、オリナスさんの分析から女性向けの発信にとても良い反応をいただいていることがわかったので、最近は女性向けのプロモーションをしています。この先も女性向け商品は販売していきたいので、さらに注力することも視野に入れています。

 UGC数やエンゲージメント率をKPIにすえたアカウント運用

オリナス:弊社はコンサルティングとしてお取り組みさせていただいていますが、これまでの施策としてはどのようなことをやってこられましたか。

太田: KPIとしてはUGCの数やエンゲージメント率に関してのことを。具体的には、「先月はこういう投稿への反応が良かったので、写真を可愛いものにして、もう少し写真を増やしてみましょう」というアドバイスを参考にツイートしてみたり。3月までのツイートと4月以降のツイートを比べるとかなり違って見えると思います。

オリナス:ありがとうございます。太田さんも弊社からのアドバイスを迅速に反映してくださるので、嬉しい限りです。

太田:絶対にもっと伸びると思って、言われた通りにやってみました。

グンゼ インタビュー

エンゲージメント率の大幅向上で効果を実感

オリナス:お取り組みをさせていただいて、実際の数値の伸びはいかがでしょうか。

太田:かなり良くなりました。去年のエンゲージメント率の平均が2.8%で、一般的に企業アカウントの平均3%ぐらいだと言われているなか、最近は4.5~5%ぐらいをずっと維持しています。オリナスさんからいただく「こういうツイートの反応は悪い」とか「画像をつけたほうが良い」などのアドバイスを参考にすると、どんどん数値が良くなっていきました。オリナスさんのおかげです。

オリナス:ありがとうございます。Twitterの運用にあたり、太田さんとして一番大きく変更した部分はどのような点でしょうか。

太田:投稿内容ですね。ツイートに付ける画像は、今までは白背景のものを1、2枚という程度だったのですが、実際にモデルさんに下着を着用していただいているものや、可愛い雰囲気のものに変えたりしました。白背景には文字を入れたりもしましたね。

画像だけでなく文章も、企業アカウントとしての文体は保ちつつ少し柔らかい表現にしてみたり、「私も冷え性なので困っています」というように、親しみやすいメッセージを入れてみたりしました。

グンゼ Twitter

オリナス:なるほど、ありがとうございます。

弊社がアドバイスさせていただいたことに対して、太田さんのほうで反映していただくのはご負担ではありませんでしたか。

太田:いえ、全くありませんでした。写真などは、全て私一人での撮影は難しいのですが、写真に関するアドバイスはいただけますし、それを活かして良い反応を増やしたいので、元からある画像を、画像制作していただけるメンバーにお願いして可愛くコラージュなどしてもらっています。

また、新商品が出たときは投稿文を考えやすいのですが、新商品が出るまでの時期は何を投稿すればいいのか悩んでしまうんです。そういったときに相談させていただくと、「静電気対策できる肌着が欲しい」とか、「カラータイツの履き方がわからない」とか、女性のリアルなお悩みを教えていただけて、そのお悩みを解決するにはどうするかというところから新しい投稿案を考えることができました。これだけのことをするのは1人では無理でしたね。

オリナス:キャンペーンの効果はいかがでしょうか。

太田:5月に実施したキャンペーンでは、フォロワー獲得単価は良い数字だったと報告を受けています。

オリナス:SNSの運用会社をコンサルタントとして連携することは、今までにもおありだったんですか。

太田:ありました。今までの運用企業には、投稿文を一緒に考えていただいたり、毎月のキャンペーンのご提案をいただくなどしていました。しかし、今オリナスさんにやっていただいているような、「この投稿がよかったから次はこういうことをやりましょう」というツイートの分析は初めてのことです。

女性に響く投稿を一緒に発信していきたい

オリナス今後、弊社にご期待くださっていることはございますか。

太田:オリナスさんには女性社員の方が多くいらっしゃるので、女性が何に困っているのか、どのような情報を求めているのかといったアドバイスをいただきながら、女性に響くような情報をご一緒に発信していければと思います。

オーガニックな運用だけでなく、新規のフォロワーさん獲得のために、キャンペーンなどもご一緒に打ち出していきたいです。

オリナス:最後に、今後機会がありましたら、弊社をおすすめしていただけそうでしょうか。また、おすすめしていただけるとしたらどのような点をおすすめしていただけますか。

太田:もちろん、非常におすすめしたいと思います。親身に相談にのっていただけますし、女性同士ということもあって安心してお話ができます。私のように1人でアカウントを運営している身としては特に心強いです。SNS運用に関する知識やノウハウを余すことなく教えていただけるので、SNS面での広報が本当に伸びていくという点はおすすめしたいです。

オリナス:嬉しいお言葉をありがとうございます。今後とも、引き続きよろしくお願いいたします。

さいごに

アカウント解析を行い改善点を洗い出しても、その後に実際の改善を投稿や日々の運用に反映していただく段階でご負担に感じるご担当者様や、中長期的にやりきれず続かないケースがある中、グンゼ様はその点を妥協なく実行して下さっているからこそ、その姿勢や熱意がフォロワーの皆様に届き、ファンが増えることでエンゲージメント率が向上するという成果に繋がったのだと思います。

今後もさらなる女性ファン層の獲得に向け、企画やアイディアをどんどんご提案させていただきたいと思います!

以上、オリナス株式会社のお客様事例インタビューチームがお届けしました。

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