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運用目的 | 他事業の認知拡大 |
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クライアント課題 | リーチ増加・エンゲージメントの増加 |
媒体 | YouTube |
業界 | アパレル |
取り組みの背景
クライアントは、ブランド認知を広げ、ユーザーとのつながりを強化するために、より効果的な施策が求められていた。既存のSNSでは一定の成果を上げていたものの、次のステップとして動画を活用した戦略的なアプローチが必要だった。
特に、近年のSNSトレンドでは、インフルエンサーの影響力がますます大きくなっており、信頼感のあるインフルエンサーを活用することがユーザーとの距離を縮める大きな鍵となっている。これを踏まえ、クライアントはYouTubeを活用した新たな施策に挑戦することを決定した。
施策
①アカウント立ち上げとコンテンツ提案
クライアントのYouTubeチャンネルをゼロから立ち上げ、ブランドの世界観を表現するためにSNSトレンドを取り入れたコンテンツの提案を行った。視聴者の関心を引き、ブランド認知を高めるために、最新のトレンドや話題を盛り込みながら、継続的な改善を実施。
②社内インフルエンサーの活用
知名度のある社内インフルエンサーを活用し、ブランドの認知度向上とエンゲージメントの強化を目指した。インフルエンサーが出演することで、視聴者との距離が縮まり、より身近に感じてもらえるコンテンツを制作。ファッション業界では、インフルエンサーの影響力は大きく、この活用により視聴者の関心を高める効果があった。
③動画の尺を調整
視聴者が飽きることなく、気づいたら最後まで見てしまったと感じさせるために、動画の尺を調整。特に、最初の数秒で視聴者を引き込み、最後まで視聴される構成にすることが重要であった。これにより、動画の視聴完了率を向上させた。
④外部イベントとの連携
外部の大規模イベント(フェスや展示会)と連携し、その様子をリポートする形で動画を制作。これにより、イベント自体の話題性を活かし、視聴者の関心を集めると同時に、ブランドの露出を増やした。この戦略は、ブランド認知を拡大し、ユーザーの関心を集めるために有効であった。
⑤共感を得られるコンテンツの制作
ユーザーに寄り添ったコンテンツ、例えば「お弁当の作り方」など、日常的なテーマを扱い、視聴者が共感しやすい内容にフォーカスした。視聴者が自分自身と重ね合わせやすく、ブランドをより身近に感じてもらうことを狙った。また、このアプローチは、視聴者とのコミュニティー形成にも貢献した。
⑥季節に合ったコンテンツの配信
季節や需要に合わせたタイムリーなコンテンツを配信。例えば、バレンタインに関連するコンテンツを発信し、シーズン性を活かした取り組みを実施。これにより、視聴者が動画を検索する動機を高め、露出の拡大を目指した。
⑦真似したくなる要素を取り入れた「フィットネス」コンテンツ
視聴者が実際に試してみたくなる要素を取り入れた「フィットネス」系コンテンツを制作。繰り返し視聴してもらえるような構成にすることで、視聴回数を増やし、長期的なエンゲージメントを確保した。
成果
●サムネイルのクリック率(CTR)21.4%
視覚的に魅力的なサムネイルを作成することで、視聴者の興味を効果的に引きつけることに成功した。
●平均再生率41.7%
長編動画を月に2本投稿し、視聴者が最後まで飽きずに見続けるような構成に工夫を凝らした。
●CTR
ユーザーに広告が表示された回数(インプレッション数)のうち、広告がクリックされた回数の割合のこと
●エンゲージメント
発信したコンテンツに対するいいねやコメント、保存などの反応の割合を示した指標。 発信したコンテンツがどれくらいの反応率なのか具体的な数値で見えるため、プロモーションが成功したか否かの判断が可能。