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【画像付き解説】My GPTとは?企業向け活用法・設定方法・導入ガイド
この記事で解決できること
・My GPTとはを理解し、企業向けにどのように活用できるかを学べる
・マイGPTを設定する方法と、設定した場合としない場合の比較がわかる
・導入手順が画像付きでわかりやすく解説されている
My GPTとは?
My GPTは、OpenAIが提供するChatGPTを特定の目的に合わせてカスタマイズできる機能です。これにより、企業様は自社に最適化されたAIチャットボットを作成し、業務効率化を図ることができます。例えば、特定の業務用に専用の質問応答システムを作ったり、顧客対応やサポートの自動化を行ったりすることが可能です。
カスタマイズの仕組みは非常にシンプルで、ユーザーは質問のタイプや回答のスタイルを設定することで、特定のビジネスニーズに応じた「My GPT」を作成できます。

My GPTの設定方法とは
その1/My GPT内の「∔作成する」ボタンをクリック
初めに、「My GPTを作成する」ボタンを押すと、カスタマイズ用のインターフェースに進みます。

その2/My GPT設定の構成を指定する
どのような質問に対して応答するか、顧客向け、社内向けなど、項目を目的に応じて埋めていきます。ここでは、設定項目をご紹介いたします。

①名前:GPTに名前を付ける(このGPTが担当する機能や用途に関連した名前を設定)。
②説明:このGPTがどのような機能を持つか、簡潔に説明します。「顧客対応」や「FAQ自動化」など、目的に合った内容を記載します。
③指示:GPTがどのように振る舞うかの詳細を設定。例えば、顧客向けであれば「親しみやすいトーンで話す」、社内向けなら「業務に特化した専門的な対応」といった指示を入れます。
④会話のきっかけ:どのような質問に対して応答するのかを設定。例えば「顧客からの商品情報に関する質問」や「社内のナレッジベースに基づく質問」に特化させることができます。
⑤知識:アップロードしたファイルやデータを活用して、GPTが提供する情報の範囲を決定します。これにより、特定の業務知識を活かした回答が可能になります。
その3/My GPTを最終確認し保存する
最後に設定を確認し、保存ボタンを押して、カスタマイズした「My GPT」を使い始めます。
「My GPTを設定した場合」と「しない場合」の比較とは
設定しない場合(通常のChatGPT)
・汎用的な回答: 通常のChatGPTは、一般的な質問に対応するためのAIです。業務特化型ではないため、特定のニーズに合わせた精度の高い応答は難しい場合があります。
・業務効率化の制限: 特定の業務に最適化されていないため、カスタマーサポートや社内ナレッジベースなどの特定業務に活用するのは不便です。
設定した場合(My GPT)
・業務に特化した回答: My GPTを設定することで、企業が抱える特定の課題や業務に特化した回答が可能になります。例えば、製品サポートや営業支援、FAQの自動応答など。
・効率的な業務運用: My GPTを設定することで、24時間体制で顧客サポートやリード獲得が自動化でき、業務の効率化が実現します。特に、顧客からの繰り返しの質問に素早く対応できる点が大きな利点です。
・高精度なサポート: 企業専用のデータやドキュメントを学習させることで、より専門的で高精度なサポートを提供できます。社員のトレーニングや情報提供もスムーズに行えます
My GPTは、情報提供やコミュニケーションを効率化できる一方で、
「誰に向けて、どのような態度変容を起こしたいのか」を設計しなければ、
十分な効果を発揮しないケースもあります。
特に、SNSを起点とした購買行動が当たり前となっているZ世代においては、
従来のマーケティングモデルとは異なる視点が必要です。
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My GPTを使用するうえで注意すべきこととは
1. データ保護とプライバシー
My GPTを使用する際、顧客データの管理や個人情報保護には十分注意が必要です。GDPRやCCPAなどの規制に基づいた運用が求められます。
2. 定期的なAIの学習と調整
My GPTは設定後、定期的な学習やデータ調整が必要です。顧客からの新たな質問やフィードバックを元に、AIの精度を向上させていくことが重要です。
3. カスタマーエクスペリエンスの維持
AIは便利ですが、すべての質問に完璧に対応できるわけではありません。AIが回答できない質問には、人間のサポート担当者が介入できる仕組みを設定しておくことが重要です。
なお、My GPTのような生成AI活用は、今後のSNSマーケティングにおいても
「体験価値の拡張」という観点でさらに重要になっていくと考えられます。
たとえば、VR・XRといった没入型テクノロジーと組み合わせることで、
ユーザーとのコミュニケーションの形は大きく変化する可能性があります。
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まとめ
My GPTは企業にとって非常に有益なツールとなり得ますが、設定を行ったからといって必ずしも効果的に活用できるわけではありません。AIチャットボットはカスタマイズと運用に依存するため、マーケティングの知識を持ったプロフェッショナルとの連携が重要です。正しい設定と運用によって、より効果を引き出すことが可能となります。
AIの力を最大限に活用するためには、ただツールを導入するだけでなく、企業の戦略や目的に沿った使い方をすることが必要です。これを実現するには、SNS運用の専門知識を持つプロフェッショナルのサポートが欠かせません。
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