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※掲載企業様やご担当者様への直接の問い合わせ、
営業のお電話はお控えください。
こんにちは、オリナスお客様事例インタビューチームです。
今回は、アイベックスエアラインズ株式会社 事業推進部 事業戦略課の髙橋様、宍戸様（以下敬称略）にインタビューさせていただきました。インフルエンサーを活用したYouTube動画施策でご支援させて頂き、お取組みさせて頂く前に感じていらっしゃった課題感やオリナスにご依頼いただいた理由、実際に施策が始まり効果を感じたことまで率直に伺いました。
公式Webサイト：アイベックスエアラインズ株式会社
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コロナ禍でも航空会社の強みを活かして地方経済の活性化に取り組みたい
オリナス：髙橋様、宍戸様、本日はよろしくお願いいたします。はじめに、改めて御社の事業に関してと、お二人がいつもされている業務のご対応領域を教えて頂けますでしょうか？
髙橋：はい。私達アイベックスエアラインズは、東京に本社を置いていますが、宮城県にある仙台空港を運航の拠点としている航空会社です。パイロット、客室乗務員も仙台空港をベースに乗務しております。運航しているのは、70人乗りのCRJ700というジェット旅客機です。LCCと間違えられることもありますが、私どもはフルサービスキャリアと言って、お手荷物のお預りやドリンクなどのサービスをお客様に無料で提供しております。機内のシートは全列2列×2列なので、全席窓からの景色が見られるのも小型機ならではの特徴ですね。
私達2名は事業推進部事業戦略課で勤務しています。部署の本体は東京本社にあるのですが、我々2名は2022年10月から仙台駐在として赴任してきました。企業として、今後運航拠点である宮城県においてプレゼンスを向上させ、より地域に寄り添った事業展開を目指しているので、仙台から企画を色々進めていこうとしているところです。
宍戸：私の担当業務は、プロモーション施策の企画やSNSの運用、広報などです。
オリナス：仙台に主軸をおいているのは、どのような理由なのでしょうか？
髙橋：仙台は東京からだと新幹線が優位な土地で、東京（羽田）をつなぐ定期航空路線は運航されておりません。でもそんな土地だからこそ、私たちの役割があると考えています。東京路線ほどの需要を見出せない地方航空路線を、70席クラスの小型機で運航することで需給適合を図り、地域間交流の促進に取り組んでいます。
宍戸：昨年、会社としても宮城県における取組を一層強化していくことを掲げました。その取組強化の一環として、2023年の春からは仙台発着の運航便数も増便しました。
オリナス：デジタルマーケティング領域ではどのような課題を抱えていらっしゃったのでしょうか？
髙橋：そもそも我々の就航先の魅力を発信するデジタルコンテンツがしっかりできていないという課題がありました。
オリナスさんに依頼する前から、web広告を出すなどの取り組みはしていました。しかし内容は、「どの路線が今いくらです。ぜひ乗ってください」という趣旨のもの。単に移動を促す告知に終わっていました。
そんな中で、2020年2月からのコロナ禍では、ステイホームが叫ばれ業界的にも厳しい時期に。海外旅行が難しくなったことで、改めて国内での旅行や観光資源の魅力に注目される時期でもありました。国全体としてデジタルリテラシーが急激に進んで行くなか、我々にはデジタルマーケティングの知見がほぼない状況。それでも取り残されるまいと、ピンチをチャンスに変える術を模索していました。
宍戸：数年にわたるコロナ禍では、私達航空業界に限らず、さまざまな業界が疲弊していました。その中でも私達は、地方経済の活性化に観光の面から取り組みたいという動きが社内に出てきたことが、デジタルマーケティングに注力するきっかけでした。
観光地のご紹介と移動手段を、セットでご提案できるのは航空会社ならではの強みです。できるだけ情報量を多く詰め込んで、視覚に訴える形で地方の魅力を発信したいということから、オリナスさんに動画制作のご協力をお願いしました。
オリナス：ありがとうございます。デジタルマーケティングを行う会社はたくさんありますが、弊社を選んでいただいた理由はどのようなものだったのでしょうか。
髙橋：さまざまな企業様とのお取組み実績が多数あり、一定数の成果を上げていらっしゃるようにお見受けしたことが、コンタクトしたきっかけでした。
デジタルマーケティング領域への想いは強くなったものの、如何せん素人なので、どう動くのが良いのか全く分かりませんでした。まずは情報収集から始めようと、インターネットでいろいろ調べていた中で、御社のホームページを見つけました。実績を拝見しコンタクトしたところ、横山さんが当社の課題から丁寧にヒアリングをしてくださいました。その上で、適切にご提案をいただき、安心して任せられそうだなと思ったので、お願いすることにいたしました。デジタルマーケティング領域においては正攻法すらわからない状況であり、先導してくださる方が欲しかった。そこに適切に答えてくださったのが、ご依頼の一番の決め手です。
オリナス：ありがとうございます。最初の打ち合わせから、髙橋様の真剣にお仕事に向き合う姿勢、とても印象深く覚えています。
「アイベックスを利用して旅行したい！」そのきっかけ作りに成功
オリナス：インフルエンサーを活用した施策でご一緒させていただき、今では動画の再生数が20万回を超えていますよね。当初KPIにしていたものが達成できて、私達も安心しています。動画にどのような反応があったか伺えるでしょうか。
宍戸：「ご依頼してすごく良かったなぁ」というのが、率直な感想です。今回お願いしたのは、YouTuberの散歩するアンドロイドさんに鹿児島の知覧・指宿に行っていただく動画でした。コメントも様々いただいていますが、温かいものをたくさんいただいています。私達2人は毎日のようにコメントを見て、「新しいコメントがある！」「いいコメントがもらえた！」と喜んでいます。社内にもフィードバックしていて、「タイアップすることでそこへ行ってみたいという気持ちを醸成できるし、いざ行こうと思ったときに弊社の名前が浮かぶのでは」といった議論もできるようになりました。
今回のようなタイアップにどのような反響があるのか全く分らなかったので、正直不安に思う部分もあったんです。でもやってみてすごく良かったなと思っています。
髙橋：今回の旅行行程は、散歩するアンドロイドさんがプロデュースしてくださった部分が大きいのですが、我々がいわばスポンサー的な立ち位置で視聴者の方に認知を広げられたのは嬉しいですね。「アイベックス、新しい選択肢をありがとう」というコメントをいただいたときは、読んでニヤニヤしてしまいました(笑)。
オリナス：そう言っていただけて良かったです。最初のレポートではコメントなどもまとめてお伝えしましたが、マイナスのコメントはほぼなく、とても珍しいなと感じました。タイアップのご提案をさせていただいた散歩するアンドロイドさんのお力もありますが、アイベックス様という企業自身や社員皆さまのイメージがそうさせたのかなと思っています。社内でもプラスに捉えてくださっているようでありがたいです。
髙橋：今回施策を実施してみて、我々自身も鹿児島の良さを再発見するきっかけになりました。YouTubeという媒体での発信で、少しでも地方への流動を生み出して、微力ながらも地方の活性化に貢献できたのではと嬉しく思っています。
私達2名の職種は、航空会社にいるものの、直接航空機の運航に携わる職種ではありません。もちろん航空会社としては安全にお客様を目的地までお連れすることは当然の責務です。でもそれ以外に、今回のように人流のきっかけをつくり、多くの人の心に響けば、人々の心を豊かにすることさえできる仕事なんだなと、個人的に仕事冥利に感じた部分もありました。
オリナス：それを伺えてよかったです。お二人が、オリナスをご評価いただいている部分はどのようなところでしょうか？
髙橋：ノウハウを持ち合わせない我々に、当社の抱える課題に寄り添った適切なご提案をいただいたことです。
今回の企画も、我々が自力で行うとしたら、指宿とか知覧ではなく、もっと一般的な王道コースを選び、ありきたりな観光地紹介動画に着地してしまったと思うんです。それだと世の中にたくさん溢れているものになってしまい、ここまでの反響は得られなかっただろうと思っています。御社が真摯に向き合ってくれて、適切な正解を示してくれたことは心から感謝申し上げたいと思っていますし、お任せして良かったと感じています。
オリナス：嬉しいお言葉をありがとうございます。今後もご一緒させていただけたらと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さいごに
何よりも、ご提案と実施施策が反響を呼び、アイベックス様のお力になれた事が嬉しいです。またオリナスのご提案や施策成果についてお褒めのお言葉をいただき、大変嬉しく思います。今後もインフルエンサー活用は勿論、広告施策など様々なプロモーションでもお力添えさせていただきたいと思います。
オリナスでは、一般的なサービス提供だけではなく、クライアントと密にコミュニケーションを図り、SNSに関するお悩みをお気軽にご相談いただけるようなサポート体制を取っています。SNS運用などでお悩みを抱えている企業様がいましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
