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【徹底解剖】InstagramのReels(リール)とは?使い方・メリットが丸わかり!
2023年11月22日:情報更新しました
最長90秒の動画作成・投稿・共有ができるInstagramのReels(リール)。拡散されると様々な人に自社商品やサービスを認知してもらえるので、活用する企業が増加しています。
今回は、InstagramのReels(リール)とは?という点から、使い方やメリットまで解説いたします。
「Instagramのリール機能がどんなものか知りたい」
「Instagramのリール機能を活用したい」
と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Instagramの「Reels(リール)」機能とは?
InstagramのReels(リール)とは、2020年に追加された最長90秒の動画作成や投稿、共有ができる機能です。Instagram内の下記の中で閲覧できます。
- リール専用タブ
- プロフィール画面のリールタブ
- フィード
- 発見タブ
- ストーリーズ(15秒のみ)
リールは、好きな長さで撮影できたり、文字入れ、エフェクト機能など機能が充実しており、手軽に自社商品・サービスの魅力を発信することができます。
ストーリーズと異なり、リールを見ただけで足跡はつきませんが、いいねやコメントなどのアクションをした場合は投稿者に通知されます。
Meta社(旧Facebook社)の発表(※1)によると、Instagramの国内月間アクティブアカウント数は、2019年度には3,300万人を突破しており、その後、リール機能を閲覧したことがある人の割合は調査ユーザー全体の57.7%という結果(※2)が表れております。
※1参照元:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破|Meta
※2参照元:ユーザー調査から把握するInstagramの利用実態 事例詳細|つなweB
このように、Instagramのリールは最近追加された機能にも関わらず多くの人が使っているため、自社商品やサービスの発信をする際におすすめのツールです。
InstagramのReels(リール)の作り方
InstagramのReels(リール)に動画を投稿するには、以下5つのステップを行います。
- リール作成画面を表示する
- BGMやエフェクト機能を使いながら動画の撮影をする
- 撮影した動画の編集をする
- キャプションを設定する
- 投稿して完了
それぞれ詳しく解説いたします。
1.リール作成画面を表示する
まずは、Instagram内のリール作成画面を表示させましょう。
Instagram下部にある「+」をクリックして横にバーをスライドし「リール」を選択。もしくは、同じく上部「ストーリーズ」という文字の近くにある「+」をクリック→カメラマークをタップし画面下部のメニューから同じくバーをスライドして「リール」を選んでください。
※ストーリーズからの場合↓
リール作成画面には、主に以下の操作ができます。
- 撮影
- 編集
- 撮影済みの動画や写真を追加
- インカメラ、アウトカメラの切り替え
リール作成画面で動画の設定を事前に行い、撮影をしてから編集をするのが一連の流れです。
事前に撮影した動画や写真を投稿したい場合は、画面下の「+」をクリックしてみてください。
2.BGMやエフェクト機能を使いながら動画の撮影をする
動画を撮影する前に、BGMやエフェクト機能の設定を行いましょう。
リール作成画面の左側に並ぶ複数のアイコンのうち、音符マークを選ぶと好きなBGMを選ぶことができます。
キラキラとしたマークを選択すると、好みのエフェクトを使った撮影が可能です。
エフェクトは画面全体にキラキラやハートが舞うものなどがあり、簡単に使うだけで目を引く動画になります。
また、撮影前に再生速度や完成動画の長さを忘れずに設定しておきましょう。
3.撮影した動画の編集をする
撮影が終わったら、編集をします。
下部のある「次へ」をタップすると編集画面に移動します。
この画面では動画の始めから終わりまで全体が確認できます。
下部左側にある「動画を編集」をタップすると、編集画面と9つの項目が出てきます。
- 編集
- クリップを追加
- 音源を追加
- テキスト
- スタンプ
- 音量
- フィルター
- エフェクト
- 並べ替え
編集/クリップを追加
“編集”の項目では、「速度」「分割」「差し替える」を調整することができます。
動画編集のメインの部分ともいえる、要らない部分のカットに加えて、緩急をつけるために速度の調整を行うことができます。また、追加でほかの動画を入れたいときにもこの画面の「差し替える」または”クリップを追加”の項目から動画の挿入することができます。
音源を追加/音量
続いては”音源を追加”です。
動画の撮影時に音ありで撮影することができますが、その上から、音源を追加することが可能です。
BGM(音源)を付けている方が、視聴者からより注目してもらうことができますので、是非、活用してみてください。
また、カメラの音量のも調整することができますので、大きすぎていたり、小さすぎていたりしないのか確認し、調整していきましょう。
テキスト/スタンプ
動画の切り取り、音源の追加が終わったらテキストやスタンプを入力して、興味を引かれそうなコンテンツを作成してみてください。
フィルター/エフェクト
最後に、雰囲気にあったフィルターやエフェクトを使用することで、動画の世界観を引き出していきましょう。
さまざまな種類がありますので、動画に合うものを選んでみてください。
また、カバー画像を設定するのも忘れずに行いましょう。
カバー画像は、リール専用タブに表紙のように表示されるものなので、パターン化されていると統一感が出ます。カメラロールから選択することもできます。
4.キャプションを設定する
動画の編集が完了したら、キャプションを設定します。
通常のフィード投稿と同じ様にキャプション(ライティング)を記載することができます。
キャプション設定時にハッシュタグやタグ付けを行うと、キーワード検索してきたフォロワー以外の人にも見てもらう機会を増やすことができます。
さらに、ショッピングタグを付ければ、リール画面から自社商品やサービスの販売ページに遷移が可能です。
ついアクションをしたくなるようなキャプションを設定し、販売促進を促しましょう。
最後にシェアをタップして完了です。
投稿後は動画自体の編集はできませんが、投稿のキャプション、タグ、位置タグを変更することは可能です。
【関連記事】
2022年最新!企業が活用すべきリール編集まとめ
5.投稿して完了
キャプションの設定が終わったら、いよいよ投稿です。
以下の中から投稿場所を選んで、公開しましょう。
リールタブ
Instagram画面の中央下にあるボタンを押して視聴できる場所。
リールタブ+フィード
上記のリールタブとInstagramのホーム画面に表示される「フィードタブ」に投稿できる。フィードタブは、リールタブ同様にキャプション・ハッシュタグ・メンションタグの入力が可能。
ストーリーズ
Instagram画面の上部に表示されるアイコンを押すと視聴できる場所。キャプション・ハッシュタグ・メンションタグの入力はできないが、ワンタップでリール投稿で遷移が可能。
「リールタブ」か「リールタブ+フィード」に投稿すると、発見タブに公開されることがあります。
たくさんの人に動画を見てほしいなら、「リールタブ+フィード」に投稿してみてください。
ちなみに、リールと同じ短尺動画機能のストーリーズ投稿は24時間で消去され、キャプションの入力もできません。
また、リールタブやフィード、発見タブに公開されることはないので、フォロワー以外のユーザーにもリーチさせたい場合は閲覧場所がストーリーズに比べて多いリールを活用しましょう。
InstagramのReels(リール)動画の2つの注意点
InstagramのReels(リール)動画を作るときは、以下2つのポイントに注意してみてください。
- 画面内の情報量を多くしすぎない
- データを流用する場合は動画の画質に気を付ける
それぞれのポイントを解説します。
1.画面内の情報量を多くしすぎない
「とにかく自社商品の良さを知ってもらいたい!」と、動画内にたくさんのテキストを記載したり一度に大量の商品を紹介するといった内容のリールはNGです。
一目で「この動画は何を伝えている動画なのか」といった理解しやすい内容でなければ、最後まで見られず途中でスクロールされてしまいます。
例えば新商品の紹介とブランドへの想いを一つのリールにまとめることはせず、どちらかに絞って投稿しましょう。
2.データを流用する場合は動画の画質に気を付ける
TikTokやYouTubeなど、他のプラットフォームで公開していた動画を使う場合は、リールに合わせた解像度やファイルサイズに調整しましょう。
【リールに推奨されている動画】
解像度:1080×1920px
ファイルサイズ:4GB
解像度やファイルサイズを意識すれば、画質が荒くならないうえ、「リール専用タブ」や「発見タブ」に表示される可能性も上がります。
Reels(リール)動画活用のポイント
リール動画を活用するには、以下3つのポイントを押さえておくべきでしょう。
- 縦型動画で作成する
- 最後まで見たくなるような動画作成を意識する
- ストーリーズで投稿したことを発信する
こちらで紹介するポイントを意識して、ユーザーが思わずアクションしたくなるリール動画を作成してみてください。
縦型動画で作成する
リール動画を作成するときは、縦型動画での作成がおすすめです
多くのユーザーはスマートフォンでInstagramを見ているので、縦型動画にすることでストレスなく視聴できます。
特に、YouTubeなど横型動画をリールに投稿する場合は、縦型にすることを忘れず、上下にできた余白にテキストをいれるなど流用しても不自然のないようにしてください。
最後まで見たくなるような動画作成を意識する
リール動画を飛ばされないように、最後まで見たくなるような動画作成を行いましょう。
具体的には、以下のポイントを意識することがおすすめです。
- 流行りのBGMを使う
- 早送り機能やコマ撮りなどを活用する
- 最初の1~3秒で興味を持たせるような内容にする
バズっているリール動画を参考にしながら、テンポ良く最初から目を引くコンテンツを作成してみてください。
ストーリーズ上で動画投稿したことを発信する
リール動画を投稿したらストーリーズで発信しましょう。
アライドアーキテクツ社の調査によると調査対象のInstagramユーザー、91.5%がストーリーズの閲覧経験があると回答しています。リールと比べ約半数が閲覧しているストーリーズでリール動画シェアすることで、リーチ数の増加に期待できます。
※3参照元:ユーザー調査から把握するInstagramの利用実態 事例詳細|つなweB(※2と同様)
InstagramのReels(リール)広告の4つのメリット
InstagramのReels(リール)広告とは、投稿の間に挟まれる広告のことです。
リール広告には、以下4つのメリットが挙げられます。
- フィード広告と比べてリール機能自体の閲覧機会が多い
- 広告感を抑えられる
- ループ再生ができる
- 細かくターゲティング設定できる
それぞれのメリットについて解説しましょう。
1.フィード広告と比べてリール機能自体の閲覧機会が多い
Instagramのフィード(タイムライン)に配信される代表的な広告枠であるインフィード広告ですが、リール広告は「リールタブ」「発見タブ」「フィード」と主に3つの場所に配信されるので、より閲覧機会が増えると言えます。
また、短い動画が公開されているリール機能では、ユーザーが次々とスワイプして多くのコンテンツを見る傾向にあります。
ユーザーに広告を見てもらえる可能性が高いのは、リール広告が持つ魅力の1つです。
2.広告感を抑えられる
リール投稿は、BGMやエフェクトを使いながら作成するので、編集次第で広告感を抑えることができます。
ユーザーの多くは宣伝色の強いコンテンツに嫌悪感を抱くので、一般の投稿と馴染むようなクリエイティブのリール広告は観てもらいやすくなります。
一方、動画でユーザーに自社商品やサービスに興味を持たせたり、全画面で表示できたりといった訴求力が強い点もリール広告のメリットです。
ユーザーが関心を持つ魅力的な動画広告を作ることができれば、販売促進も大きく期待できます。
リール投稿は、BGMやエフェクトを使いながら作成するので、編集次第で広告感を抑えることができます。
ユーザーの多くは宣伝色の強いコンテンツに嫌悪感を抱くので、一般の投稿と馴染むようなクリエイティブのリール広告は観てもらいやすくなります。
一方、動画でユーザーに自社商品やサービスに興味を持たせたり、全画面で表示できたりといった訴求力が強い点もリール広告のメリットです。
ユーザーが関心を持つ魅力的な動画広告を作ることができれば、販売促進も大きく期待できます。
3.ループ再生ができる
リール広告はスワイプしない限り、1つの動画がループされます。
何回もユーザーに見てもらえるからこそ印象に残りやすく、ふとしたときに思い出して「この商品を買ってみようかな」なんてことも起こりやすいです。
このメリットを活かして、リール広告を作成するときは何度も見たくなるような内容にすることが大切です。
ユーザーにインパクトを与えられれば、いいねやコメント、さらに商品の購入など、アクションを起こしてもらえます。
4.細かくターゲティングできる
リール広告はFacebook社と連携が可能であり、以下の要素からターゲティングを行うことができます。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 地域
- 興味関心
- ライフステージ
細かくターゲットのニーズに合わせて配信できるからこそ、自社の商品・サービスに興味を持ってくれそうなユーザーだけに予算や時間を注力し、販売効率の向上にも貢献します。
Reels(リール)広告の出稿方法
Instagramにリール広告を出稿する方法は以下の通りです。
- 9:16の縦長で、最大30秒の動画を用意
- facebookアカウントで広告マネージャーを開く
- 広告の目的を選択
- キャンペーン、予算とスケジュール、オーディエンス、最適化と配信の詳細を入力
- [配置]オプションで[手動配置]を選択
- [配置]で[ストーリーズ]の横にあるドロップダウンを選択し、[Instagramリール]の横にあるチェックボックスをオン
- CTAを選択して完了
出稿できるリール広告はInstagramのガイドライン(※4)に沿っている必要があるので、事前にチェックしておきましょう。
※4参照元:広告ポリシー|Metaヘルプ
Reels(リール)動画の成功事例3選
「どんなコンテンツを作成しよう?」と悩んでいる方のために、リール動画の成功事例をご紹介いたします。
それぞれの成功事例を参考に、自社商品やサービスに魅力を伝えられる動画を作成しましょう。
山田養蜂場の成功事例
弊社がご支援させて頂いた、はちみつやローヤルゼリー製品を展開している山田養蜂場様のInstagramアカウントです。
レシピ動画や商品の使い方、魅力を紹介したリール投稿を中心に、目標としていたリーチ数、安定したプロフィールへの遷移数、ウェブサイト遷移数を獲得したアカウントです。
レシピ動画では、「そのリールを見れば誰でも作ることが出来るお役立ち情報」を意識してコンテンツを作成。商品の特長とともに、シズル感をしっかり伝えるために商品をアップさせ、見せ方に変化をつけました。
一方で美容系のリールは、静止画では伝わらない肌への密着感やスプレーの特長は実際のテクスチャーを動画で表現、さらに使用シーンを連想させる構成でユーザーの購買意欲を促した動画を作成しました。
北欧、暮らしの道具店の成功事例
北欧雑貨を紹介している「北欧、暮らしの道具店」は、株式会社クラシコムが運営しているアカウントです。
リールでは、「自分を労わる夜の時間 おすすめのアイテムは?」「SUMMER SALE アイテム一覧」「人気のバッグが本日追加」など自社商品をバイヤーや店長といった自社社員独自のおすすめポイントを記載して紹介。キャプション部分に商品情報や購入先を記載しており、動画を上手く活用して販売促進を行なっています。
ハーゲンダッツ ジャパンの成功事例
「日々の生活をちょっとステキな日にランクアップしてくれるご褒美。」をコンセプトにしたアイスクリームブランド「ハーゲンダッツ ジャパン」のリール動画では、自社商品を使ったアレンジレシピを、必要な材料量まで添えて完成までの工程を一連で紹介しています。
また、ブランドコンセプトのメッセージを伝えるためにもリールを活用。「日々の生活」をVlog風(動画日記)にまとめて、日常の中に商品を紹介することで「こういうときにハーゲンダッツ食べようかな」「ハーゲンダッツを取り入れてこういう風に過ごしてみようかな」とユーザーの購買意欲を促進しています。
InstagramのReels(リール)のまとめ
今回は、InstagramのReels(リール)の概要から、使い方やメリットまで解説しました。
良質なリール動画を投稿すれば、自社商品・サービスの認知拡大や販売促進を向上させることができます。
ただし、Instagramのリールで成果を出すにはマーケティングなどの専門知識が必要不可欠なので、専門業者に任せるのがおすすめです。
1,000件以上の実績を持つ弊社「オリナス株式会社」では、動画の作成から企画、運用まで全てをサポートさせていただきます!
ぜひお気軽にご相談ください。
こんなお悩みありませんか?
・効果的なリール活用方法が分からない
・自社アカウントの効果測定ができておらず成果が測れない
・どのような方向性で運用をすれば良いか迷っている
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