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※掲載企業様やご担当者様への直接の問い合わせ、
営業のお電話はお控えください。
こんにちは、オリナス お客様事例インタビューチームです。
今回は、コクヨ株式会社 ファニチャー事業「KOKUYO FURNITURE」様のInstagramアカウント運用(投稿/投稿企画作成/ライティング/効果分析レポート/撮影 ※2020年9月~2021年8月まで)とフォロワーアップキャンペーン、デザイナーコラボレーション企画などのスポット施策でご支援させて頂いている、ファニチャー事業本部 提案マーケティング部デジタルプロモーションの廣津様にインタビューさせて頂きました。
BtoBだけでなく、BtoC、BtoE(Business to Employee)へのアプローチを強化することに様々な課題がある中、施策を通して感じて頂いている点や弊社を選んで頂いた理由まで率直に伺いました!
公式Webサイト:コクヨ株式会社
事業部ページ:コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部
「KOKUYO FURNITURE」公式Instagram:kokuyo_fn
個人様向け公式オンラインショップ:KOKUYO Workstyle Shop
コロナ禍をきっかけにBtoC、BtoEへのアプローチを強化
オリナス:今日はお時間をいただきましてありがとうございます。早速ですが、改めて御社の事業内容についてお聞かせいただけますか?
廣津:コクヨは文具事業でご存知の方が多いかと思いますが、ほかにファニチャー事業というものがあります。こちらは主にオフィス家具の製造販売や法人様向けにオフィスリニューアルをする際のコンサルティングから家具の納品まで一貫してご提供しています。私はそのファニチャー事業で、マーケティングを担当しています。
オリナス:最初はInstagramの運用についてお取組みさせていただいておりましたが、デジタルマーケティングやSNS領域について御社が抱えていた課題感はどういったところだったのでしょうか?
廣津:個人の方にどう届けていくかというところが課題でした。法人様向けにオフィスリニューアルのご支援をしているのですが、コロナ禍で個人様向けの需要が高まってきてたこともあり、ちょうど去年(2020年)の11月末に個人様向けのオンラインショップを開設いたしました。
また、法人のお客様も、オフィスリニューアルのご担当者様だけではなく、働いている方全員がお客様と考えると、BtoBではなくBtoEということになります。なので個人のお客様へどのようにアプローチするかは課題となっていました。
オリナス:なるほど。これまでやってこられたBtoBに加えて、BtoCやBtoE向けのアプローチをすることになったのですね。具体的には、どのような点を強化していこうと思われていたのでしょうか。
廣津:「働く環境」というものにもっと興味を持っていただきたいなと思ったところが最初のきっかけです。2020年9月に御社にご相談して、そこからInstagramの運用でご一緒いただいています。
20代30代に「働く環境」に興味を持ってもらうため、Instagramの運用を開始
オリナス:SNSだけでもいろいろなものがありますが、Instagramに注力しようと思われたのは、どのような理由だったのでしょうか。
廣津:そうですね。20代30代の方をターゲットにアプローチしたいと思ったので、まずSNSを運用していくことに決めました。働く環境に興味を持っていただくには画像と一緒にお伝えすることが大事だと思ったので、SNSの中でも一番相性がいいのはInstagramではないかと考えました。
オリナス:画像があることで、働くスペースをイメージしやすくなりますよね。弊社で運用のお手伝いをさせていただくようになって感じた成果などはございますか。
廣津:やはりコクヨに家具があることを認知していただけるようになっていることは成果だと実感しております。過去2回ご一緒したキャンペーンを通して、「コクヨに家具があることを知らなかった」という反応をたくさんいただくことができました。
内製化を見据えた運用支援をしてくれるところに魅力を感じた
オリナス:認知を広げるお手伝いができて嬉しい限りです。デジタルマーケティングの会社はたくさんある中で、弊社をお選びいただいた理由には、どのような点がおありだったのでしょうか。
廣津:サービス内容の柔軟さが素敵だなと感じました。
SNSは、最終的に社内で運用していくのがいいんだろうなという思いがありまして。御社では、「どこまでご依頼いただくかは、都度話し合いながら変えていただいて大丈夫です」と言ってくださいました。始めはアカウント運用をお任せしていましたが、2021年11月からは単発で依頼させていただいています。他社様とも比較してそれぞれの魅力がありましたが、サービス内容の柔軟さや、同じ目線で相談に乗ってくださるところに惹かれました。
オリナス:ありがとうございます。柔軟さが、徐々に御社のノウハウに落とし込みたいというご希望に添えた形だったのですね。いろいろなお取組みをご一緒させて頂いて、廣津様が弊社を評価いただいている点やご感想を率直にお聞かせくださいますか。
廣津:細かい要望に応えてくださるところです。ご支援いただいたキャンペーンで結果が出たのは、いろいろと相談に乗っていただきながらターゲティングも細かく設定するなどできたからだと思っています。おかげでCPCも安価に進めることができました。
キャンペーン以外では、Instagramの運用と撮影をお任せしていましたが、いつも素敵なクリエイティブを撮影していただいているなと感じています。
BtoBではなくBtoEも進めていきたいという思いから、Instagramでは個人様向けと働く方向けの情報をどちらも発信したいと考えています。そのためコンテンツとしては、在宅環境とオフィス環境、両方を紹介しています。オフィス環境なら弊社でも撮れるのですが、在宅環境というのはなかなか撮れなくて。ハウススタジオを借りてホームオフィスの写真を撮る際には、弊社から持ち込んだ家具をスタイリストさんに「憧れのホームオフィス」に見えるようスタイリングしていただくなどしました。わたしたちだけでは難しい部分をお任せできるのは助かります。
オリナス:Instagramでイラストを使ったクリエイティブを作らせていただいたこともありましたが、最近は写真の投稿が多くなっていますね。
廣津:はい、2020年9月にInstagramを立ち上げた当初は、試験的にいろいろな投稿をしてみて反応の良い投稿がどのようなものかを運用しながら調べていました。その際に、ファニチャー事業のウェブサイトにあったイラストを柔らかく描いていただいたものも投稿していました。
しかし投稿を半年ほど続けるうちに、製品単体よりもシーン画像のほうが参考にして見てくださる方が多いということが分かって。後半、ハウススタジオでの撮影を増やしていったのはそういった理由からです。アカウントを走りながら作ってきたように感じています。
Instagramで得たユーザーの声を商品開発に反映
オリナス:今後、弊社にご期待くださっていることはございますか。
廣津:内製化を目指していきたいという方針は変わらないので、キャンペーンなどのスポット施策をお任せできたらと思っています。弊社だけではなかなか出てこないようなアイディアもお持ちですし、企画のブレストから最終的なレポーティングまで一緒にお手伝いいただけるのはとても助かっております。
今後のキャンペーンはフォロワー数を増やすものではなく、コミュニケーションの手段として行いたいと考えています。2020年末に、オフィスチェアのInstagram限定カラーを4つ用意し、「いいね」の一番多いものを商品化するというアンケートをInstagram上で実施しました。結果、1位と2位が僅差でしたので2つのカラーをご用意して販売いたしました。このように、商品の開発にもInstagramからの声が取り入れていけたらと考えております。
個人向けの公式オンラインショップ「KOKUYO Workstyle Shop」もInstagramで知っていただき、購入に繋がるケースも多くあります。この先も、継続的な投稿は続けていきたいです。
オリナス:ありがとうございます。引き続き、御社のご希望に合わせた施策のご提案などさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
さいごに
コクヨ様としても新しいお取組みであった、BtoC・BtoEへのご展開。弊社もその一助になることができて嬉しい限りです!時節柄、自宅での働く環境に対して関心が高まってきた時期に、Instagramのトレンドをきちんと反映したマーケティングができたと感じています。今後は出社×リモートのハイブリットが更に加速していくと思いますので、その時々の世の中の流れも加味した施策のご提案をさせていただきます!
以上、オリナス株式会社のお客様事例インタビューチームがお届けしました。