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秋の気配と連休で市場は活性化?…オリナスが教える『9月』のSNSプロモーション
こんにちは、オリナスディレクターのソレルです!
9月になればこの暑さも落ち着いて、徐々に涼しい日も…!と思いたいところですが、昨今は残暑が厳しく体感温度はほぼ夏とかわりませんよね。とはいえ、もともと四季という美しい季節の移ろいを愉しむ文化が根付いている日本では、9月は夏が終わり秋が訪れる月として扱われることがほとんど。市場にも秋を感じる商材が本格的に登場し、少し暑くても顧客は不思議と秋物を手に取りたくなる時期です。
今回は、そんな季節が変わり顧客の気持ちと市場に訪れる「秋」を感じる9月のSNSプロモーションについてお伝えできればと思います。
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SNSで見られる「9月」顧客の動き
9月に入るといよいよ秋到来!実際にはまだまだ暑い日が続くことも多いのですが、企業やブランドから一般のユーザーまで、SNS投稿は夏から秋を感じる内容にガラッと変わり、夏休みの終わりとともにSNSにも「秋」がやってきます。
以前は、気温が落ち着き晴れた日も多かったため、「行楽シーズン」として旅行や観光にはピッタリの時期でした。しかし近年は異常気象の影響もあり、日本各地で台風や豪雨による災害が多く、またコロナ渦という極めて特殊な状況もあいまって、”9月=秋だ!お出かけしよう♪”と、販促に結び付けるのは難しいのが実情です。しかし、そんな”今”の9月にも「防災の日」や「敬老の日」、後半にある連休(シルバーウィーク)など、プロモーションに繋げやすい日もあるんです。
また、夏から秋へと変わる9月は、夏の流行りや夏物に飽きてた顧客が自然と秋の装いを楽しみたくなる時期。秋物の洋服を購入したり、部屋の模様替えをしてみたり、ファッションやグルメ、文化・芸術など、新たな興味関心も広がりやすく、多くの業界で購買意欲の向上や販売促進のチャンスとなる月でもあります。
秋のはじまりから顧客の心を掴むプロモーションが打ち出せるように、SNSの上手な活用方法をしっかり押さえておきましょう。
シーズンを見逃さない!「9月」のプロモーションのポイント
ここでは、9月のプロモーションを企画する際に押さえておきたいポイントを5つご紹介します。
防災の日と商品訴求
「防災の日」の制定は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災に由来していますが、日本は台風をはじめ豪雨・洪水・津波など自然災害に見舞われやすい国ということもあり、災害に対する備えを怠らず認識を深める日でもあります。自然災害から切っても切り離せないこの国で、いざという時にあると便利なものや頼もしい物、また災害への意識を高める豆知識など、自ら積極的に関わる意識が低い傾向にある若い世代にユーザーが多いSNSを活用し、防災の知識や活用方法などを商材に絡めたり、直接的に防災に関わる商品やサービスを持たない企業でも「防災の日」をテーマにした投稿で、ブランディングや企業の認知拡大などに繋げることも可能です。
敬老の日とギフト需要
コロナ渦でお盆の帰省控えもあり、親族に会えていない若者に高まりを見せているのがギフト需要です。とくに9月は「敬老の日」があり、遠出が控えられるなか直接会えない祖父母に、高級な食べ物や飲み物、在宅でも楽しんでもらえるものなど、離れていてもコミュニケーションを深められる気持ちを込めたこだわりのギフト商材は、キャンペーンや販促に用いるのもおすすめです。
秋を感じる投稿
例え外が真夏並みの暑さでも、暦上の「四季」の変化を大切にする日本人。名月を眺め、秋の風情を感じる十五夜など、初秋を意識した題材はSNSユーザーにも好まれます。風情や趣を感じる投稿や、新作ファッション・インテリアなど、顧客が新しいものを欲しくなる季節感を訴求することが重要です。
シルバーウィーク
9月後半の連休は、地域によって少し暑さも落ち着き、いよいよ行楽シーズン!と言いたいところですが、今年もコロナの影響で積極的な外出は難しいのが現状です。地域で行うマイクロツーリズムや1日1組限定宿泊など 、最小限の移動と人数に留め、コロナ対策はもちろん、いかにミニマムなプランや企画に付加価値を付けて特別感を演出できるかがカギに。また連休をステイホームで過ごす方に訴求する、おうち時間を楽しむ商材やアイディアを盛り込んだプロモーション、SNSからのショッピング需要が期待できる連休に向けてECサイトの充実を図るなど、外出以外の角度からも顧客獲得を目指し施策を企画しましょう。
「記念日」を活用しよう!
前述した「防災の日」や「敬老の日」意外にも、9月にはプロモーションに繋げやすい記念日がたくさんあります。自社の商品やサービスにあわせて、ぜひ企画のネタに活用してみてください。
「9月」有利な業界
通常であれば行楽シーズンに突入し観光業界が盛り上がりを見せるこの時期ですが、今の時勢では有利な企業とは言い難く、今年はとくに「敬老の日」のギフト需要に絡めることができる業界が有利といえるでしょう。
また、ファッション業界は、秋冬の新作訴求、コスメ業界は夏のダメージケア、秋の夜長やおうち時間にセルフケアなど、商品訴求しやすい商材が多くプロモーションを企画しやすいため、この時期SNSの活用に有利な企業です。
実りの秋は、自然と食欲が増し旬の食べ物が豊富な季節。外食が控えられるなか、お家でいつもよりちょっと贅沢なお肉やお魚、フルーツなど、食を扱う業界もまたプロモーションに繋げやすく、食材や料理はもちろん、キッチン用品など食に絡めやすい商材をプレゼントキャンペーンに使用するのもおすすめです。
さらにコスメや食品業界は、夏バテ回復やダイエット訴求へ繋げることも可能なので、自社の顧客や運用している、もしくは運用をはじめようとしているSNS媒体のユーザー属性をしっかりと把握し、幅広い訴求ポイントからそれぞれにあった施策を考える必要があります。
9月プロモーション事例
北海道ぎょれん フォトコンキャンペーン(Instagram)
北海道ぎょれん(北海道漁業協同組合連合会)が、名産品である秋鮭の訴求を目的としたInstagramキャンペーン。秋鮭やいくらを使った料理の写真に「#秋鮭食べつくし」を付けて投稿すると応募が完了。応募者の中から抽選で30名に「北海道の海の幸」がプレゼントされました。
このキャンペーンでは、ただInstagramユーザーの参加を募っただけでなく、「北海道秋鮭食べつくし隊隊長」として北海道札幌市出身のフードファイター アンジェラ佐藤さん(@angela_satou)を起用。アンジェラ佐藤さんのアカウントでも活発に写真の投稿を行い、多くのフォロワー(ファン)にも同時に秋鮭やキャンペーンの訴求を行っています。
敬老の日
自社の商材が直接「敬老の日」に結び付かない場合も少なくないでしょう。また扱っている商品やサービスによっては、ギフト訴求が難しい場合もあります。そんな中、各企業工夫を凝らし、”時(とき)の積み重ね”という観点から商品の歴史を紹介したり、シニア世代に関わる社会貢献を紹介するなど、ブランディングや企業イメージの向上に投稿を結びつけている事例もあります。
■スターバックス コーヒー(X:旧Twitter)
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し長寿を祝う日として、自社の認知症カフェを紹介。企業やブランドが取り組んでいる社会貢献活動を記念日と絡めることで、企業活動を親しみやすく紹介しています。
■ピューロランド【公式】(X:旧Twitter)
サンリオの看板キャラクターキティちゃんの家族写真で「敬老の日」をお祝い。”おじいちゃん、おばあちゃんにありがとうを伝えよう”というシンプルなメッセージと分かりやすい写真が、若年層が多いTwitterのユーザーにマッチした投稿事例です。
■TOYOTA / トヨタ自動車株式会社(Facebook )
歴代ランドクルーザーの紹介に、先代の車たちへの感謝の気持ちをのせて「敬老の日」を表現した事例です。ユーザーに語りかけるテキストも添えてコミュニケーションも図っています。
まとめ
まだまだ続くコロナ禍で、今年は三密回避のため夏休みをずらして9月に取得しようかな… なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
各業界、夏休みの爆発的な需要が見込めない今、いよいよ秋冬のタームがはじまる9月からの販促に向けて、いかに準備を整えられるかがポイント。9月の顧客動向や季節の特性をしっかり把握して、SNSを活用した魅力的なプロモーションを企画することで、顧客の購買意欲の向上や販売促進に繋げることが可能です。
しかし、実際に自社の商品やサービスが、この時期どう活かせるのか?どのようなプロモーションが最適なのか?などSNS媒体やキャンペーンの規模など悩むこともありますよね。そんな時は、ぜひSNS運用のプロにお任せください!オリナスでは、SNS運用の専門チームがアドバイスをはじめ、運用代行やスポット施策の企画まで幅広くサポートさせていただいています。ぜひお気軽にご相談ください。また、企業のSNS活用役立つ無料の資料もご用意しておりますので、こちらもダウンロードしてぜひご活用ください。
こんなお悩みありませんか?
・SNSマーケティングに興味があるが何から始めたら良いかわからない
・そもそもSNSマーケティングに効果があるかわからない
・どのSNS媒体を活用したら良いかわからない
そもそもなぜSNSが必要なのか?どのSNS媒体が適切なのか?という基礎知識からコンテンツの企画方法や事例まで、SNSマーケティングの基礎を24ページの資料にまとめました。