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Instagramストーリーズ広告を活用する|費用・課金形態や出し方、活用ポイントとは?

2021.5.31 2021.06.28 Instagram
Instagramストーリーズ広告の活用

皆さん、Instagramのストーリーズを見ている途中で、自分が関心のある領域のブランドや商品の広告が出てきた、という経験はありませんか?

Instagramユーザーの間では今やメジャーな機能となったストーリーズ。そのストーリーズ内に2017年から広告を出稿できるようになり、ユーザーが日常的に閲覧しているストーリーズ内で非フォロワーに対して自然な形で広告出稿ができるようになりました。

Facebook社の公式Instagramレポート(※)によると、現在全世界の約5億個のアカウントでInstagramのストーリーズは利用されており、なんと閲覧数上位3分の1は事業者から投稿されています。更にストーリーズ投稿の5件に1件は直接メッセージが来るというデータもあり、企業がマーケティング活動でInstagramを活用する際には欠かせない機能となっています。

※引用元:Instagramストーリーズ広告 | Instagram for Business

この記事では、フォロワー以外のターゲットユーザーにも戦略的にアプローチができるストーリーズ広告について特徴や費用、活用事例等を解説しますが、Instagram広告全体について気になる!という方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

Instagramストーリーズ広告とは?

Instagram内の24時間で消える動画コンテンツ「ストーリーズ(=ストーリーと同義)」内に出稿される広告です。15秒までの短尺動画を広告として表示させることが可能です。動画ではなく写真を出稿した場合は15秒間の写真表示となります。ユーザーには、フォローしているアカウントのストーリーズ投稿を3回視聴する毎に、1つのストーリーズ広告が表示されます。

ストーリーズは画面全体に表示される縦型動画なので他の投稿に埋もれにくく、ユーザーにとっても軽い気持ちで視聴してもらいやすい広告です。しかし興味のないコンテンツはすぐに飛ばしてしまうため、ぱっと見た短い時間で、目を引くようなビジュアルやコンテンツにすることが重要です。

ストーリーズは特にInstagramの中でも若年層に親しまれている機能になりますので、若年層向けの商材でおすすめの広告出稿面です。

また、ストーリーズ広告はアンケート機能を活用することができるので、ユーザーリサーチを目的にアンケートに回答してもらう形の出稿も可能です。

フィード広告との違い

Instagram広告の出稿面には、ストーリーズの他にフィード、発見タブなどがあり、特にストーリーズ広告はフィード広告と比較されることが多いです。フィード広告はターゲットユーザーのタイムラインに他のフィード投稿と同じ形式(画像もしくは動画+テキスト)で広告を表示させることができます。

フィード広告は、ユーザー自身がスクロールする中でフォロワーの投稿と混ざって広告が表示されます。一方ストーリーズ広告は全画面表示されるため、広告が表示される際は全画面を占有する形になります。従ってストーリーズユーザーには高確率に見てもらえるというのが特徴です。

また、ストーリーズは次々に投稿が自動再生されるため、ユーザーにアクションを行ってもらうチャンスは一瞬です。メリットとしてはすぐに次の投稿に移ることができる気軽さから、不快感を与えにくいという点があります。一方デメリットとしてはスルーされやすいという面もあります。逆にフィード広告はユーザー自身が自分の意思でスクロールするため、興味がある場合は立ち止まってじっくり見てもらいやすいという特徴があります。

ストーリーズ広告の用途

ストーリーズ広告は様々な用途で活用されますが、最もよく使われる用途はECでの購買促進です。業界はアパレル、化粧品、雑貨、家具家電、健康食品、食品・飲料など様々ですが、ストーリーズ広告で商品や活用シーンの一部を見せ、商品ページに遷移させるようなものです。

その他、BtoB企業への問い合わせ、エステや不動産などの予約申し込み、イベントの告知、またInstagramの企業アカウント内で行っているプレゼントキャンペーンの告知など、様々な用途で活用することができます。

広告出稿の目的(例えば、購買促進なのか、認知拡大なのかなど)をきちんと定めた上で、Web広告やその他のSNS広告の成果と比較しながらストーリーズ広告と相性が良い自社の商材や用途を絞っていくのが良いでしょう。

Instagramストーリーズ広告の特徴・用途

では次に、Instagramストーリーズ広告を活用するメリットを3つご紹介します。

ターゲットユーザーに見てもらいやすい

上述の通り、ストーリーズ広告は全画面表示されるため、広告が表示される際は広告が画面を占有する形になります。ストーリーズユーザーには高確率に見てもらえるというのが特徴です。

また最近では、若年層のInstagramユーザーを中心に、フィード投稿よりもストーリーズ投稿を日常的に閲覧するというユーザーも多いため、特に若年層ユーザーにアプローチしたい場合は是非押さえておきたい機能です。

弊社クライアント様の出稿代行をさせていただいた事例でも、リーチ数はフィード広告よりもストーリーズ広告の方が伸びるケースが一般的です。ただアクション数・率(クリック数・率)に関しては、一概には言えず企業によって結果が分かれますので、A/Bテストを行った上で判断するのが良いでしょう。

広告感がなく、広告慣れしているユーザーにも効果がある

こちらも上述の通り、ストーリーズは次々に投稿が自動再生されるため、表示された広告に興味がないユーザーでも簡単に次の投稿に移ることができます。そのため不快感を抱かれづらく、ブランド毀損のリスクが少ないのもメリットのひとつです。また、広告感が出づらいことでターゲットユーザーにフラットに閲覧してもらうことができ、広告成果が出やすいという面もあります。

また広告閲覧後のアクションがシンプルで、スワイプアップして外部サイトに遷移させるというのが一般的な導線ですので、ユーザーが迷うことなく簡単にアクションができます。

精度の高いターゲティングが可能

Instagram 広告の最大の特徴は、自社の商品やサービスがターゲットとしているユーザー層に合わせて、細かく且つ精度の高いターゲティングができることです。性別や年齢、住まいや言語など基本的な情報だけでなく、興味関心やライフスタイルなども指定可能です。

Instagramは実名登録制であるFacebook傘下のサービスですので、FacebookとInstagramを連携しているユーザーの情報はより精度の高いものになっています。また、Instagram自体もアクティブ率が高く活発に使われているSNSであるため、Instagram広告の出稿費用を無駄にすることなくアプローチしたい正確なターゲットにアプローチできます。精度の高いターゲティング機能を有効に活用できるよう、出稿前に「自社がどんな属性のユーザーに広告を見てもらいたいのか」を明確にしておきましょう。

Instagramストーリーズ広告の費用・課金形態

Instagramストーリーズ広告の費用・課金形態について解説します。

Instagramストーリーズ広告は低予算から始められるのが魅力で、最低100円から出稿が可能です。ただ100円では成果が出ない可能性が高い、且つある程度のボリュームがないと効果測定ができないので、最低でも数万円以上から出稿をするのが良いでしょう。

課金形態は大きく4つのタイプがあります。

課金形態仕組み用途・目的
・CPM(Cost Per Mile)広告が1000回表示される毎に費用が発生認知拡大やリーチ数の増加
・CPC(Cost Per Click)広告がクリックされる毎に費用が発生LPへの誘導アプリのダウンロード
・CPV(Cost Per View)動画の再生する、再生時間によって費用が発生動画マーケティングを行う場合
・CPI(Cost Per Install)アプリケーションがインストールされる毎に費用が発生スマートフォンのアプリインストール

Instagramストーリーズ広告の活用事例

実際にInstagramストーリーズ広告を活用して成果をあげることができた企業の事例をご紹介します。

FURLA

イタリアのファッションブランドFURLAは、日本のEコマース市場への参入を考えているタイミングでInstagramストーリーズ広告を活用して、ターゲット層である18歳~34歳・女性への認知拡大や購買促進に成功しました。

FURLAの服をターゲットユーザーと同年代のモデルが着用した日常の様子を動画で流し、ECへの遷移を促す設計にしたところ、高級感のあるイメージが強かったFURLAがECで気軽に買えるという身近なイメージを定着することができたプロモーションでした。

バイトル

バイトルは日本最大級のアルバイト・パート求人情報サイトです。こちらはアプリインストール数の増加とインストール単価の削減を目的にInstagramストーリーズ広告を活用しました。

結果としてインストール単価は12%減少し、効率的にユーザーを獲得することができました。商品販売だけでなく、転職や採用などの分野でもストーリーズ広告を活用することができることが分かります。

キリン(iMUSE)

キリンのブランド「iMUSE](イミューズ)は、製品やプラズマ乳酸菌の認知拡大の為にストーリーズ広告を活用しました。

ターゲットは男女21歳~49歳と設定して行ったキャンペーンでは、リーチ単価は60%の削減に成功し、リーチの数も約3.2倍(7日間の他媒体との比較)という結果になりました。

新商品や新ブランドの立ち上げに、Instagramストーリーズ広告を活用することで大きな効果が得られることが分かります。

Instagram ストーリーズ広告 事例

まとめ

今回はInstagramストーリーズ広告の特徴や費用、活用事例等を紹介しました。ストーリーズ広告は広告色少なく、ターゲットユーザーにアプローチできる手法です。ただ最近では活用する企業も多く、成果を出すためにはクリエイティブやターゲット設定など様々な工夫が必要です。

オリナスではInstagramのアカウント運用は勿論、広告運用も行っていますので、広告成果が出ない、よりスピーディーに成果を出したい、などお悩みがございましたらお気軽にお問い合わせください。また、各SNS媒体の利用実態や特徴、媒体別の成功事例についてまとめた資料をご用意しておりますのでどうぞご利用くださいませ。

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