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SNS運用代行会社の選び方|マーケティングを考慮したアカウント運用戦略や広告との連携など、代理店を比較する際のポイント

2020.11.10 2021.08.10 SNS全般
SNS運用代行会社の選び方

みなさまこんにちは、オリナスでセールスマネージャーを務めている西野です。

今回は、「SNS運用を外注したいけど、どこに任せたら良いの?」というSNSの外注先を選定する時のポイントについてお伝えいたします。弊社は8割以上のクライアント様がリピート契約をしてくださるという長期のお付き合いが多いのですが、様々なSNS運用代行会社を比較した上でお選びいただくことや、他社から切り替えていただくことが多いです。

セールスとして年間100社以上のお話をお聞きしている私が、「ぶっちゃけ、 SNS運用代行会社って会社によって何が違うの?」という疑問にお答えします!

SNS運用代行会社を比較する際のポイント

SNS運用代行会社を選ぶ上で最低限把握しておかなければいけないポイントは以下の3つです。

  1. 何を強みにしている会社なのか?
  2. どんな実績を持っている会社なのか?
  3. どんなメンバーと取組みを行うのか?

まず大前提として、ほとんどのSNS運用代行会社はサービス内容として打ち出している「業務内容」は大きく変わりません。資料を見ただけでは業務内容以上の「特徴」を把握することが難しいため、一度は打ち合わせをしてみるのが良いでしょう。

何を強みにしている会社なのか?

SNS運用代行会社の強みとなる部分は、大きく分けて下記にカテゴライズできると考えています。同時に、自社にとって何が重要なポイントなのかを整理し、強みと合う会社を選ぶのが良いでしょう。

SNS運用代行会社の選び方

マーケティング全体戦略

マーケティングの全体戦略を強みとしているのは、主に大手広告代理店でしょう。マス広告からSNSまで一貫して企画運用できるため、包括的に任せることができます。「大手広告代理店」というブランドならではの安心感も強みでしょう。

逆にデメリットとしては、SNS運用に特化していないのでSNSに専門性がない場合が多く、機能のアップデートが頻繁に発生するSNSのトレンドをいちはやくキャッチアップして素早く動くというスピード感に欠ける場合が多いでしょう。また包括的に任せられる分、費用が高いという特徴もあります。

SNS企画力

SNSに関する企画に強いのは、主にSNS運用を専門的に行い「SNS運用代行会社」と名乗っている会社でしょう。様々な企業のSNS運用を並行して行っていることで、多業界・多業種の勝ちパターンを知っており、会社レベルでノウハウ共有されている可能性が高いです。

いつもSNSに集中して情報のキャッチアップや企画考案を行っているため、SNSトレンドに沿った施策が打てるのも魅力です。また、会社としてSNS運用のフローが確立しているため、大手広告代理店と比べて費用を抑えられる場合が多いです。

デメリットとしては、他のマーケティング施策からSNSを切り出して任せるため、窓口が複数になることや他のマーケティング施策の情報を各代理店に対して逐一報告する手間がかかることなどが挙げられます。

運用力

運用力が強みのSNS運用代行会社はSNS運用のフローの中でも、上流の戦略策定や企画立案ではなく、下流の運用実務を行っている小規模な会社が多いでしょう。代理店などから降りてきた運用実務を行っているケースが多いため、運用実務のスピードや正確性に強みを持っています。「自社で戦略や企画は行っているが運用実務のマンパワーが足りない」という場合は運用に強い会社に頼むのも手でしょう。

戦略や企画を行わない分、低単価で依頼ができますが、ノウハウに基づいたアドバイスや新しい提案を求めている場合はあまり向かないでしょう。

クリエイティブ制作力

元々がWeb制作会社などの場合、写真や動画・画像編集等のクリエイティブ制作力に強みを持つ会社もあります。InstagramなどのSNSの場合、特に画像や動画のクリエイティブが重要ですので、自社のテイストに合うクリエイティブを作れるSNS運用代行会社が見つかるとSNS上でのブランディングに役立てることができるでしょう。

ただし、SNS運用においては完成度の高いクリエイティブを制作するだけではうまくいかないケースも多いため、クリエイティブ制作以外にどのようなノウハウを持っている会社なのかは注意してチェックしたいところです。

ツール

自社でツールを開発・保持しているSNS運用代行会社もあります。ツールには様々な種類がありますので、一例を挙げておきます。

  • 投稿予約ツール
  • 自動でいいねを行ってくれるツール
  • 投稿データを分析・可視化できるツール
  • フォロワー情報を分析・可視化できるツール
  • ハッシュタグを分析・レコメンドしてくれるツール
  • インフルエンサーやアンバサダーの動向を可視化してくれるツール

うまく活用するとSNS運用を効率化することができ、自社の運用工数削減に役立ちますが、「SNS運用を包括的に任せようと思ったらツールを売っている会社だった!」ということのないよう、その会社に依頼できる業務やサポート内容はきちんと把握しておきましょう。

また、Instagramで外部ツールとの連携を行うと、Instagramアカウントが凍結される恐れがあります。連携を行う際は凍結のリスクについても確認しておきましょう。

スピード感

SNS運用代行会社の中でも、スピード感には大きく差があります。通常SNS運用代行会社に依頼する際は、1か月など特定期間で運用フローを定めて進行する場合が多いですが、急ぎで投稿したいことが発生するのもSNSの特徴ですよね。「投稿内容の決定が直前になる」「リアルタイムの情報を発信したい」などSNS運用代行会社にもスピードを求めたい場合は、運用フローについても事前に確認しておくことをおすすめします。

価格

低単価を売りにしているSNS運用代行会社もあります。SNSを新しく始める際は社内予算がない状態で始める場合も多いため、低単価でSNS運用を任せられるのは魅力的です。

他社と比較して大幅に安い場合、「なぜ低単価で運用できるのか」に加えて、実績やその他の強みを確認し、納得した上で依頼されるのが良いでしょう。

どんな実績を持っている会社なのか?

SNS運用代行会社を選定する際は、強みに加えてこれまでの運用実績も確認しておきましょう。確認する際は、下記のような視点で見ると良いです。

業種

SNS運用を依頼したいブランドや商品と同業種の実績があるのか聞いてみると良いでしょう。細かいカテゴリーまで同じ商品(例えば、スイーツの中でもチーズタルトなど)の実績を持っている必要はありませんが、業種によってSNSの運用ノウハウやユーザーの反応などが異なるため、できるだけ類似業種の実績を持っているSNS運用会社が望ましいです。

年代・性別

年代や性別によって、SNSを見るモチベーションや行動導線が大きく異なるので、SNS運用を依頼したいブランドや商品が、ターゲットとしている年代や性別と類似のターゲット層のブランドや商品のSNS運用実績を持っているかは確認したいところです。

また、SNS運用代行会社によって、女性向けプロモーションが得意な会社・ティーン向けプロモーションが得意な会社・マス向けプロモーションが得意な会社など、得意とするターゲット層が分かれます。その会社のメンバー構成にも左右される場合がありますので、得意とするプロモーションターゲット層はどこなのか、確認してみましょう。

SNS媒体

SNS運用代行会社の中でも、媒体によって得意不得意がある場合があります。SNS媒体によって運用方法が大きく異なるため、自社で運用したいSNS媒体が決まっている場合は、そのSNS媒体の運用実績を聞いてみると良いでしょう。決まっていない場合は、「どのSNS媒体に強みを持っているか」や、悩みや課題感を共有した上で「自社で運用する場合どのSNS媒体が良いか」を相談してみましょう。

実績の中での業務範囲

SNS運用実績を確認する中で、見落としがちですが意外と重要なのが業務範囲です。SNS運用のフローは、一例として下記のような流れで進行することが多いです。

  1. 戦略策定
  2. 投稿企画
  3. クリエイティブ制作(撮影・画像編集など)
  4. ライティング
  5. 投稿実務
  6. ユーザーサポート
  7. 分析

※その他、キャンペーンやタイアップなどスポット施策

上記の流れの中で、検討しているSNS運用代行会社は全てを担っているのか、どこか一部分を担っているのか、確認してみると良いでしょう。大手代理店の場合は戦略や企画など上流部分のみを行っているケース、小規模の運用会社の場合は制作や投稿実務など実務に近い業務を担っているケースもありますので、注意が必要です。

どんなメンバーと取組みを行うのか?

最後に、弊社もご評価いただくことが多く、意外と選定の決め手になる要素が「企業・担当者同士の相性」です。

SNSはマーケティング領域の中でも新しい分野であるため、正解がないことも多く、依頼企業とSNS運用代行会社が並走して一緒に試行錯誤する場面も多くあります。新機能やトレンドが出てきた際に新しい提案を行ったり、逆にリスクなどマイナス面の情報についても情報共有が必要になるなど、密なコミュニケーションが求められるため、担当者同士の相性ややり取りのスピード感も重要なポイントになります。

また、SNSマーケティングの戦略策定や企画立案を行う際、「ターゲットがどんな心理でどんな行動をするか」を予想しながら考えるため、SNS運用代行会社の営業担当者やディレクション担当者が商品を理解できるか、ターゲット層の心理や行動を理解できるかも重要です。

 プラスアルファで見ておきたいポイント

SNS運用を行う際、日々の投稿コンテンツは非常に重要です。継続的にユーザーの目に触れるため、ブランドイメージを作ったり、ユーザーの態度変容を促したりすることができるためです。

しかし、日々の運用だけではフォロワーを大きく増やせなかったり、ユーザーの飽きがきます。定期的に日々の運用とは別のスポット施策を行っていく必要があるのです。SNS運用代行会社によって取り扱いのあるサービス範囲が異なるため、スポット施策のために下記も確認しておけると良いでしょう。

 広告運用代行ができるか

フォロワー増加のためのキャンペーンなど、SNS上でのキャンペーンを行う際に活用必須なのが広告運用です。SNS広告自体はビジネスアカウントの運用代行を行っている会社であればどこでも出稿することができますが、SNS広告で成果を出すためのノウハウがあるSNS運用代行会社なのか、実績を確認しておきましょう。

クリエイティブやWebサイト制作のリソースがあるか

SNS運用代行会社が持つクリエイティブやWebサイト制作のリソース有無によって、スポット施策の幅に影響します。キャンペーンを行う際のキャンペーンサイトの制作など、制作リソースがあるとスピード感を持って大きな施策に展開させることが可能です。

キャンペーンサイトの制作は分かりやすい事例ですが、弊社では過去キャンペーン実施時にイラストレーターやクリエイター、他企業とのタイアップをさせていただきました。自社だけでは出せないクリエイティブテイストを外部とのタイアップによって実現することもできるため、SNS運用代行会社を選定する際は過去の制作事例も確認しておくと尚良いでしょう。

まとめ

今回はSNS運用代行会社を選定するポイントをご紹介しましたが、SNS運用は一度契約すると長期間のお付き合いになることが多いため、慎重に選定したいところですよね。

とはいえ、一概に「良し悪し」は言えず、依頼する上で重要視するポイントによって変わってきます。選定する際は、今回ご紹介したポイントを踏まえ、必ず打ち合わせをしてサービス内容や実績を確認することをおすすめします。

オリナスならSNSの戦略立案から運用までお任せいただけます!

SNS運用代行会社への依頼をご検討でしたら、オリナスにご相談ください。弊社ではマーケティング戦略立案やブランディングなど上流から、撮影・画像制作などのクリエイティブ制作、投稿実務まで行っています。弊社ではSNS運用代行会社の選定の仕方を含めてアドバイスさせていただきますので、もし何かお悩みがありましたらお気軽にご連絡ください!

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