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【簡単図解】誰でもできるTwitterアナリティクスの分析方法

2023.1.17 2023.01.20 Twitter
【簡単図解】誰でもできるTwitterアナリティクスの分析方法

多くの人に利用されているSNSの1つであるTwitterですが、個人だけではなく企業の利用も増加しています。

ユーザーと企業の距離が近いTwitterでは、ユーザーとコミュニケーションを取りながら企業のブランド認知向上や集客、商品販売へつなげることが可能です。

そんなTwitterですが、Twitterには自分のアカウント状確認できるTwitterアナリティクスが存在します。

本記事では以下の項目について、誰でもできるTwitterアナリティクスの分析方法を図を交えて紹介していきます。

  • Twitter分析をするメリットと3種の分析方法
  • Twitterアナリティクスの見方
  • 分析時に見るべき指標

Twitter分析を行ったことがないという方も、ぜひ参考にしてください。

 Twitter分析をするメリット

そもそもなぜTwitterで分析をする必要があるのでしょうか。Twitter分析をするメリットを3つ紹介します。

  • 自社アカウントの強みが分かる
  • 効率よく目標達成に近づける
  • チーム間でのコミュニケーションがスムーズになる

Twitter分析を上手に活用することで、アカウント運用を効率的に行うことができます。

自社アカウントの強みが分かる

1つ目のメリットとして、自社アカウントの強みを把握することができます。

Twitterアナリティクスでは、発信した情報がフォロワーにとってニーズがあるかを数値化できます。

どのような投稿がどのようなユーザーにとって反応が良く投稿を見てくれているのかを判別することができるため、自社の強みがどこなのか分かります。

効率よく目標達成に近づける

2つ目のメリットとして、分析を行いながらアカウントを運用することで効率よく目標設定に近づけます。

ただTwitterを運用しているだけでは、いいねやリツイート、フォロー等しか確認できませんが、分析を行うことでより細かいデータを元に戦略立てて運用することができます。。

目標としているフォロワー数やエンゲージメント率など現状を数値で把握することで、ゴールから逆算し達成するためには何をするべきか具体的なアクションに落とし込むことが可能です。

Twitter分析の数値に従って改善を行うことで短期的な目標をクリアしていき、最終的な目標達成へ近づけます。

チーム間でのコミュニケーションがスムーズになる

3つ目のメリットとして、Twitterを運用するチーム間でのコミュニケーションがスムーズになります。

Twitterアナリティクスでデータ分析を行っておくことで、過去と比べて現状はどうなのか、フォロワーの属性や反応の良い投稿など誰でも分かりやすい数字データで把握できます。

社内会議や上司への報告時、感覚ではなく定量的なデータと根拠をもとに共有できるので、チーム全体で認識の齟齬なく共通認識を持てます。

データによる情報共有を行うためにも、日々の効果測定を継続することが重要です。

Twitterの分析方法3選

では、実際にTwitterの分析方法を3つ紹介します。

  • Twitterアナリティクスを活用する
  • 分析ツールを活用する
  • コンサルティング企業に依頼する

それぞれ特徴が異なるため、分析を行う際の選択肢として参考にしてください。

Twitterアナリティクスを活用する

Twitterアナリティクスは、Twitterを活用している企業であれば誰でも無料で利用できます。

Twitter自体に備わっている分析ツールであり、自社のアカウントの投稿に対するユーザーのインプレッション数やエンゲージメント率などを確認できます。

Twitterアナリティクスでは他社アカウントのデータは確認できず、自社アカウントの運用データのみ分析可能です。

分析ツールを活用する

Twitter公式のアナリティクスは自社アカウントの運用データのみ閲覧可能ですが、他社の分析ツールであれば競合他社のアカウントデータも確認することができます。

Twitter分析ツールには無料のツールと有料のツールの両方が存在しており、アカウント分析や投稿分析など細かな分析が可能です。

Twitterアナリティクスよりも専門的な分析を行うことが可能ですので、目的に応じた分析ツールを使うことをおすすめします。

コンサルティング企業に依頼する

効果測定を外部のコンサルティング企業に依頼することで、Twitterを運用する担当者の工数削減や専門業者の信頼性のあるアドバイス、社内ナレッジの蓄積に繋がります。

Twitter分析を行う場合、最低でも週に一度は分析を行い改善に繋げる必要があるので、分析をする時間、知識に自信がないというご担当者様はコンサルティング企業に依頼するという選択もありますただツールを利用するよりも高い費用がかかる点はデメリットの一つです。

Twitterアナリティクスの見方

ここからは、誰でもできる効果分析方法ということで、Twitter公式のTwitterアナリティクスを解説していきます。

アナリティクス ホーム画面

アナリティクスのホーム画面でみれるのは、主にツイートやアカウントに関する大まかな情報です。

本ページを確認することで直近1か月のアカウントの動きを確認できるため、最低でもこのホーム画面は確認しておくことをおすすめします。

・ツイート数
過去28日間において、自社アカウントが投稿したツイートの数が表示されます。自社アカウントで定期的にツイートを行っているかの確認が可能です。

・ツイートの総インプレッション数
過去28日間において、自社アカウントが投稿したツイートに対するインプレッション数(ユーザーに投稿が表示された回数)が表示されます。

ユーザーの目にどれだけ触れたかを確認できるため、インプレッション数とアクション数によってユーザーの反応率を割り出せます。

・プロフィールへのアクセス数
自社アカウントのプロフィールがユーザーによって何回アクセスされたか表示されます。
自社アカウントのプロフィールがより多くのユーザーの目にとまっていることは、フォロワーの増加につながります。

・@ツイート数
他のユーザーによって自社アカウントがメンションされたツイートの数が表示されます。
ユーザーによってメンションされることで、自社アカウントを知らないユーザーに対しても認知を広げることが可能です。

・フォロワー数
自社アカウントの総フォロワー数が表示されます。フォロワー数の増減も確認できるため、投稿によってフォロワー数に影響を与えていないか確認できます。

また、月次でみれる項目は以下の4つです。

・トップツイート
直近の1か月間でユーザーから最もインプレッションを得た投稿が表示されます。どんな投稿がユーザーから支持されているのかを確認することができます。

・トップの@ツイート
自社アカウントがメンションされた投稿の中で最もエンゲージメント(投稿に対するユーザーの反応)が多かった投稿が表示されます。
自社アカウントが他のユーザーからどんな話題にされているのかを確認できます。

・トップフォロワー
直近1か月間にフォロワーになったユーザーの中でも、最もフォロワー数が多いユーザーが表示されます。
フォロワーが多く影響力のあるユーザーにフォローされることで、そのフォロワーに関心を持つユーザーに対して認知度を広げることができます。

・トップのメディアツイート
直近1か月間に投稿した画像もしくは動画付きの投稿の中でも、最も多くのインプレッション数を得た投稿が表示されます。
画像や動画によって投稿への反応に差があるのかを確認することが可能です。

ツイートアクティビティ

ツイートアクティビティでみれる情報は、投稿したツイートに関する情報です。

自社アカウントの投稿に対するユーザーの反応を細かく確認できるため、Twitter運用を行うときには確認必須の項目となっています。

・ツイート
投稿したツイートが新しい順に表示されます。
投稿したツイートが表示されると共に、「インプレッション」「エンゲージメント数」「エンゲージメント率」が確認でき、各投稿に対するユーザーの反応を確認することができます。

・トップツイート
ツイートに対するインプレッション数が多い順にツイートが表示されます。
多くのユーザーに注目されているツイートが一目でわかるため、ユーザーからの反応が多いツイートの共通点を確認することで次回の投稿につながります。

・ツイートと返信
投稿したツイートだけでなく、ツイートに対するリプライも表示されます。
自社のツイートに対してどのようなリプライがあるのか、どれだけ反応されたのかを確認できます。

・プロモーション
広告として投稿したツイートが表示されます。
自社アカウントでTwitterで広告を打ち出している場合は、広告ツイートのインプレッションやエンゲージメントを確認することでユーザーからどれだけの評価を得ているのかを確認できます。

動画アクティビティ

動画アクティビティでみれる情報は、投稿に付随している動画の情報です。

文章では伝わらない内容も動画によって伝えられるとともに、動画が評価されることで多くのユーザーに拡散されることにも期待できます。

・保持
投稿した動画の尺に対して、全体の何%が再生されたのかが表示されます。
どこでユーザーが見るのをやめてしまったのかを確認することで、動画の改善点を確認できます。

・動画の再生数
投稿した動画がユーザーによって何回みられたのかが表示されます。
動画がユーザーからどれだけ評価され、どれだけ多くみられているかを確認できます。

・再生時間(分)
投稿した動画が総じて何分再生されたのかが表示されます。
投稿した動画に対して、全てのユーザーが視聴した再生時間をまとめて確認できます。

・完了率
動画を最後まで視聴したユーザーが何%だったのかが表示されます。
最後まで視聴したユーザーが多ければ多いほど、ユーザーに評価された離脱率の低い動画であると確認できます。

・アクション誘導のクリック回数
動画にアクションを誘導するボタンがある場合に、ユーザーによってクリックされた回数が表示されます。
動画から外部へユーザーを誘導することができたかどうかを確認できます。

Twitter分析で見るべき3つの指標

Twitter分析を行う際には、必ず見るべき指標が3つ存在します。

  • インプレッション数
  • エンゲージメント率
  • フォロワー推移

アカウント運用では代表的な指標であるため、必ず確認しておきましょう。

インプレッション数

インプレッションとは、ユーザーに投稿が表示されることです。

自社アカウントで投稿したツイートが、ユーザーの画面に表示されることでインプレッション数が増加します。

Twitterアナリティクスでは、ホーム画面やツイートアクティビティで確認可能です。

インプレッション数を増加させるためには、以下の4つのポイントが重要です。

・そもそものツイート数を増やす
日々のツイートの数やツイートの頻度を増やすことで、ユーザーの画面に表示される機会を増やすとともに、活動的なアカウントであることを示しましょう。

・トレンドな#タグを使って投稿する
#タグを利用することで最近のトレンドを取り入れ、Twitterのトレンドやおすすめに表示されやすい投稿をしましょう。

・リツイートしたくなるような投稿をする
他のユーザーから支持される投稿や共感を得られるような投稿を行うことで、リツイートを促し高い拡散力を狙いましょう。

・すでに高いインプレッション数のツイートに対して何かアクションをする(返信や引用ツイートなど)
すでに高いインプレッション数の投稿は注目度が高いため、追加のアクションによってさらに注目を集めることができます。

エンゲージメント率

エンゲージメントとは、投稿に対するユーザーの反応のことです。

自社アカウントの投稿に対するいいねやリツイートが、投稿を見たユーザーのうち何割なのかでエンゲージメント率を表せます。

ツイートのエンゲージメント率はインプレッション数と同じくホーム画面やツイートアクティビティで確認可能です。

エンゲージメント率を高めるためには、以下の5つのポイントが重要です。

・インプレッション数を高める
投稿に対するインプレッション数を高めることで、アクションにつながるユーザーを増加させ、エンゲージメント率を高めましょう。

・フォロワーとの距離を縮める
フォロワーの投稿にアクションを行いフォロワーとの距離を縮めることで、ユーザーに親近感を持ってもらい自社アカウントへのアクション増加につながります。

・ユーザーが興味を惹く投稿をする
たくさんのユーザーの興味を引く投稿をすることで、リツイート数が増加しいわゆる「バズる」投稿を作ることができます。

・ユーザーがアクションしやすい時間帯に投稿をする
ユーザーのTwitterを利用する時間帯を調べ、より多くのユーザーがTwitterを見る時間帯に投稿することで多くのアクションを集めることができます。

・エンゲージメントキャンペーンで広告配信をする
エンゲージメントを獲得することを目的とした広告配信を行うことで、Twitterのタイムラインやおすすめ、検索結果に表示され、高いエンゲージメント率を目指すことができます。

フォロワー推移

フォロワー数が全てではないものの、ユーザーにとって、そのアカウントが良いか悪いか一目で判断材料にしやすい数字がフォロワーの数です。

アナリティクスのホーム画面で過去28日間のフォロワー数の推移を確認できます。

Twitterでフォロワーを増やすための方法として以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

・ユーザーと関わる
自社に関する投稿をしてくれたユーザー投稿に対して、いいねやリツイートなど企業からのアクションを起こしましょう。
企業がユーザーに対して親近感を持って接することで、投稿をしてくれたユーザーやその投稿を見る他のユーザーに対して

・投稿に#(ハッシュタグ)をつける
トレンドの#(ハッシュタグ)をつけた投稿を行うとインプレッション数が高まります。
まだフォロワーになっていないユーザーにリーチさせることで、フォローに繋げることが可能です。

・定期的にツイートを行う
定期的にツイートを行い、アクティブなアカウントという印象を持たせましょう。

フォローしておけば何か良い情報が得られるかもという期待に繋げられるように、新商品案内のツイートや期間限定キャンペーンなどユーザーメリットのある投稿をピンしておくと有効です。

・インフルエンサーを起用する
インフルエンサーとコラボレーションをしてアカウント自体の認知も拡大させましょう。
自社のことを知らないユーザーであっても、インフルエンサーを起用することでそのフォロワーから認知してもらうことができ、フォロワー増加につながります。

・プレゼントキャンペーンを実施する
プレゼントキャンペーンはユーザーのアクションを促しやすく、いいねやフォローを条件にすることでフォロワー増加にもつながります。

最後に注意として、「フォロワーを買う」行為は絶対にしないでください。

Twitterは商用利用可能である代表的なSNSツールであることから、ユーザーからの信頼基準としてフォロワーの数は重要です。

現在ではTwitterのフォロワーを販売する業者やサービスも登場しており、購入できるなら買ってしまおうかと考える方がいることも確かです。

しかしながら、「Twitterヘルプセンター」を確認すると、以下のようにTwitterのルールとしてフォロワーの購入は禁止されていると明確に規制されています。

エンゲージメントと測定データ

自身または他者のフォロワーやエンゲージメントを人為的に誇張することは禁じられています。これには、以下が含まれます。

・ツイートやアカウントの測定データの増加を販売または購入すること – フォロワーやエンゲージメント(リツイート、いいね、@ツイート、投票)を販売または購入すること
(中略)
・アカウントの譲渡または販売 – Twitterのアカウント、ユーザー名、Twitterアカウントへの一時的なアクセス権を販売、購入、取引すること、またはそれらの販売、購入、取引を申し出ること

引用:Twitterヘルプセンター プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー

また、「Twitterヘルプセンター」によるとTwitterのルールに違反した場合、以下のような対処が行われる可能性があります。

アンチスパム対策

不審なアクティビティを検知した場合、アカウントをロックし、追加情報(電話番号など)の提供またはreCAPTCHAの解答を求めることがあります。 

リンクの拒否リストへの登録

Twitterが安全でないと判断したリンクについては、拒否リストへの登録か、または警告が行われます。(中略)

ツイートの削除と一時的なアカウントのロック

・プラットフォームの操作やスパムに関する違反が1回きり、または1回目の違反である場合、1つまたは複数のツイートの削除要請からアカウントの一時的なロックまで、Twitterはいくつかの措置を取る可能性があります。プラットフォームの操作に関して、続けて違反があった場合、アカウントは永久に凍結されます。(中略)

永久凍結

重大な違反については、1回目の発見でアカウントを永久に凍結します。重大な違反の例を以下に挙げます。

  • 運用するアカウントで、上記のポリシーへの違反となる行為を繰り返すこと
  • 選挙の清廉性を損ねる目的で、このページに記載された行為のいずれかを実行すること
  • アカウントを購入または販売すること
  • 凍結されたアカウントを代替または模倣するアカウントを作成すること
  • Twitterルールに違反する組織であるとTwitterが断定するアカウントを運用すること

参考:Twitterヘルプセンター プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー

フォロワーを増やしたいからといって安易にフォロワーを購入するようなことがあれば、今後SNSの利用ができなくなる可能性があるため、フォロワーの購入は絶対にやめましょう。

さいごに

本記事では、Twitter分析を行う理由やTwitterアナリティクスの見方、分析時に見るべき指標について解説しました。

Twitterは多くの企業も参入しているSNSですが、すべての企業が効果的に活用できているわけではありません。

Twitterアナリティクスは誰でも利用できるとはいえ、分析を行うにはある程度の時間と知識、人的リソースが必要であるためです。

中には分析に時間を割く余裕がない、人的リソースが足りないという企業もあるのではないでしょうか。

Twitter分析を行いたいが迷っているという方は、ぜひ1度オリナスに相談してみてください。Twitterに限らずSNSマーケティングに関わる悩みや疑問は専門家に相談することで解決できます。

まずは自社の悩みを相談するところから始めてみてはいかがでしょうか。

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