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YouTube ショートとは?動画の作成と活用方法を解説!
Instagramのリールやストーリーズ、TikTokなど短尺動画に力をいれるSNS媒体が増えている中、動画コンテンツの代名詞YouTubeからも短尺動画作成ツール「YouTube ショート」の利用が始まりました。
今回はそんな新機能「YouTube ショート」について、機能説明から実際の活用方法、企業アカウントの事例まで、全容をご説明いたします。「YouTube ショート、言葉は聞いたことあるけど、何ができるの?」と疑問に感じていた方、必見です!
こんなお悩みありませんか?
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1,000件以上の企業様のSNSマーケティングを手掛けてきたオリナスが、企業目的に合ったSNSの選定から自社の強みを生かせるコンテンツの企画までどのようにサポートしているのか、プランやこれまでの実績について資料にまとめました。
YouTubeショートとは?
YouTubeショートとは、縦型の動画の作成や投稿、閲覧ができるYouTubeが提供するサービスです。β版が2020年9月にインドから開始され、2020年10月に日本でも利用できるようになりました。
利用チャンネル数と動画投稿数は年々右肩上がりに増加していて、SNSで話題になってからはよりたくさんのユーザー・クリエイターが参入しています。スマートフォンとYouTubeのアプリがあれば誰でも利用できるため、世界中のユーザーと簡単につながることができるサービスです。
Z世代(主に1990年後半〜2000年代に生まれた人のこと)に対して行った調査では、YouTubeの利用率は約82%、YouTubeショートの利用率は約68%にも及びました。
その中でも、YouTubeショート動画で人気のカテゴリは、1位がゲーム系動画、2位がコント・お笑い系動画、3位が有名人・タレントの動画となっていて、純粋にエンタメとしてYouTubeショートを利用し楽しんでいるユーザーが多いようです。
また、2021年8月から「YouTubeショートファンド」という基金が登場し、YouTubeショートでも収益化が可能になりました。YouTubeと違い動画単位で選定され報酬を受け取ることができるかが決まるため、誰でも収益化を狙うことができます。
このように収益化が可能になったことや、TikTokやInstagramのリールなどをはじめとしてショート動画の需要が拡大していることから、今後もYouTubeショートの需要がより拡大していくことが予想されます。
YouTubeショートを利用した企業の戦略
スマートフォンの普及率が高まる現代社会において、YouTubeショートはスマホユーザーへのアプローチに最適です。
快適に視聴できるコンテンツを提供することで、商品情報を効果的に届けることができます。
そうすることで、視聴者を獲得していき、ブランドや商品に対する認知度を高めることが可能です。
YouTubeの長編動画とは異なり、ショート動画は1分という短い尺の動画なので、制作にかかるコストが比較的低く、定期的な更新がしやすいです。
また、YouTubeショートはチャンネル登録をしていないチャンネルも見る視聴者も多いため、外部からの流入も多く見込めます。
そのため、新商品やキャンペーンの情報を素早く発信し、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションを取ることで、売上にも貢献していくことができます。
このように、企業の成長戦略にはYouTubeショートを取り入れていくメリットが多く存在します。
仕様をきちんと理解し、効果的なプロモーションを展開してみましょう。
YouTubeショートの作り方
次に、YouTubeショート動画の作り方を解説していきます。
撮影のはじめ方
1.YouTubeアプリにログインします。
2.画像の作成ボタンを押し、「ショート動画を作成」をタップします。
3.15秒を超える動画を作成したい場合には、録画ボタンの上にある「15」を押します。表示が「60」に切り替わり、60秒までの動画の作成が可能になります。
4.クリップを録画するには、録画ボタンを長押しします。または、録画ボタンをタップして録画を開始、もう一度タップすると録画が終了されます。
5.「元に戻す」ボタンをタップすると録画した動画クリップを削除できます。
6.「やり直し」ボタンをタップすると削除した動画クリップを再び追加することができます。
7.完了ボタンを押すことで動画のプレビューを見ることができます。また必要に応じて加工することもできます。(一定以上の動画の長さになると完了ボタンが押せるようになります。
各編集アイコンでできること
画面右上にあるアイコンをタップすることで、動画にフィルタをかけたり速度を調節したりできるようになります。一つ一つ紹介していきます。
①切り替え
撮影するカメラの向きを切り替えます。内カメラと外カメラを切り替えることができるので、動画によって使い分けましょう。
②速度
動画の再生速度を切り替えます。0.3倍速から3倍速まで調節することができます。
③タイマー
カウントダウンを利用して撮影するタイミングを指定することができます。3秒、10秒、20秒と切り替えることができるので、ハンズフリーの撮影に向いています。
④フィルター
撮影する動画にフィルターをかけることができます。手軽に動画の雰囲気を変えることができ、投稿する動画に統一感を持たせることもできます。
⑤グリーンスクリーン
自分の好きな背景を動画に合成することができます。背景を隠したい時や、被写体だけを目立たせたいときに使うことができます。
曲、文字の追加方法
撮影が終わったら次は編集に移ります。
①サウンド
動画のバックミュージックとして好きな音楽を設定することができます。多数の音楽が収録されているので、動画に合う音楽を選んだり、急上昇中から選択して流行りの音楽を使うこともできます。
②テキスト
動画にテキストを挿入することができます。文字のフォント・色・大きさ・表示箇所を自由に設定できるので、動画で紹介したい商品やサービスの特徴やポイントを文字で表すことができます。
③タイミング
BGMや文字が出るタイミングを調節することができます。タイミングのあった動画を作成することで、より視聴者の印象に残る動画が作成できます。
④フィルタ
編集の段階でも動画全体にフィルタをかけることができます。動画に文字やBGMを挿入した後に、全体的なバランスを見て動画の雰囲気を変えることができます。
YouTubeショートの企業活用事例
YouTubeショートの企業活用事例として、株式会社資生堂をご紹介します。
数々の化粧品やコスメを販売している資生堂ですが、多数あるブランドの商品紹介にYouTubeショートを利用しています。
新商品のアイシャドウの使い方や、おすすめポイントなどを紹介しており、商品を購入したユーザーやまだ購入していないユーザーにも役に立つ内容となっています。
ショート動画で要点のまとまった動画にすることで、スキマ時間にも視聴することができて実用性のあるコンテンツに仕上げることができます。
引用:グレイシィ 簡単使い方動画 「片目5秒!アイシャドウ」篇|資生堂 – YouTube
引用:チークの塗りすぎ、落とす前にこれやって!美容部員的メイクの裏技✨|資生堂 – YouTube
引用:目元悩みを解消するアラフォー美容部員の毎日アイメイク!|資生堂 – YouTube
Instagramリール、TikTok、YouTubeショートの違い
ショート動画が投稿、閲覧できるサービスとして似ているように思われる「Instagramリール」「TikTok」「YouTubeショート」ですが、それぞれに違いや特徴があります。
Instagramリールの特徴
Instagramリールは、90秒のショートムービーを作成、投稿ができます。リール投稿は、通常のフィード投稿よりも”フォロワー外”へと拡散させやすい機能となっております。フィード投稿を拡散させるには、ハッシュタグやリポストでリーチを伸ばしていくことになりますが、リール投稿は、”おすすめ”表示からスワイプで簡単に他の投稿を閲覧することができるため、拡散もされやすいです。そのため、フォロワーが少なくても多くの人に見てもらえる可能性があるという特徴があります。
もう一つの特徴はテキスト量です。Instagramの通常の投稿と同じく最大で2200文字のテキストを入れることができます。そのため、文字で内容などをしっかり説明したいという人におすすめです。
TikTokの特徴
TikTokは、作成できる動画の長さは最大60秒、 アップロードできる動画の長さは最大3分までです。
特徴としてフィルター機能や倍速機能、BGMや楽曲が特徴として挙げられます。有名なアーティストの楽曲も著作権にひっかかることなく、利用できるのが一つの魅力です。
また、AIを活用することで自分の視聴履歴から好みを学習し、おすすめの動画を表示してくれるので新しい出会いや繋がりを期待できます。
InstagramやYouTubは”アカウント全体の評価”を見られるため、アカウントを開設してからすぐに、拡散させることは難しいのですが、TikTokは、アカウントではなく1つのコンテンツとして評価をされる傾向があるので、開設して日にちが経っていなくても、大きくバズらせることが可能です。
YouTubeショートの特徴
YouTubeショートは、最大60秒までのムービーを投稿できることが特徴です。気軽にスマートフォンから撮影でき、速度や文字の挿入など簡単な編集も行うことができます。
通常のYouTube投稿に比べて視聴回数が伸びやすいと言われており、チャンネル登録者数が少なくても多くの人にアクセスを得ることができます。
またYouTubeチャンネルを持っている企業も多いため、比較的低いハードルでショート動画に参入することができるでしょう。
なお、YouTubeショートだけを投稿していても、チャンネル登録者数へと繋がりにくい傾向があります。
そのため、長編動画やライブ配信を行い、アカウント内にショート以外の動画を残すことにより、”チャンネル登録をするメリット”を与えられるため、双方からアプローチすることをおすすめします。
媒体ごとの特徴をあげてきましたが、自社の商品やサービス内容に合わせ、利用していくことをおすすめいたします。媒体に合わせて、企画内容を変えることで複数の方向からアプローチをすることができますので、ブランドイメージをどう伝えていくのか、きちんとした運用戦略を立てていきましょう。
YouTubeショートのまとめ
YouTubeショートの作り方や特徴について紹介しました。直感的な操作で動画が作成できるところが魅力的なツールで、まだβ版のサービスではありますが、昨年度には収益化ができるようになるなど今後より伸びていくサービスだと予想されます。
日々、情報がアップデートされていますので、YouTubeのヘルプや利用規約をご覧ください。
最大60秒までの動画をスマートフォン一つで撮影、編集できるため、YouTubeショートを利用してコンテンツを配信する企業も増えてきています。
この記事をぜひ参考に、自社のターゲットに向けたアプローチとして、YouTubeショートを活用してみてはいかがでしょうか。
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