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基本のキ!SNS運用型広告とは?|特徴や活用ポイントを解説
SNSを運用していくにあたって、「もっと知ってもらいたい」「売上アップを目指したい」と考えている企業様は多いのではないでしょうか。
これらを実現するためにはさまざまな工夫が必要になりますが、その中でも近年活用されているのが運用型広告です。SNS広告も、この運用型広告の分類になり、利用ユーザーの多いSNSに広告を出稿できるのは魅力的な手法と言えるでしょう。
この記事では、そもそも運用型広告とは何かについてわかりやすくご紹介いたします。女性向け商材で成功したSNS運用型広告の事例も交えながらご紹介いたしますので、SNS広告を活用したいけれど何から始めたら良いのか分からないという方はぜひ参考にしてみてください。
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1,000件以上の企業様のSNSマーケティングを手掛けてきたオリナスが、 ターゲティング設定から効果測定までどのようにSNS広告施策をサポートしているのか、プランやこれまでの実績について資料にまとめました。
運用型広告とは?
運用型広告とは、あらかじめ決められた広告枠を購入するのではなく、入札によって金額が変動していくタイプの広告です。また、広告や配信量、配信地域や期間などを変更してリアルタイムで運用していけるのも特徴の一つとなっています。そのため、リスティング広告よりもターゲティングを細かく設定できるという点と、今や多くの人がSNSを活用しているというメリットの組み合わせで、SNS広告を活用する企業が多く見受けられます。
SNS運用型広告における特徴やメリット
SNS運用型広告の特徴やメリットはどのような点があげられるでしょうか。ここでは大きく分けて5つの特徴とメリットについてご紹介いたします。
1.若い世代へのアピールができる
SNSで最も利用ユーザーが多いのが、主に若い世代になります。その中でも特に10代や20代の年齢層が多く、若い世代に商品やサービスに対する関心を持ってもらいたい場合に大きな効果を発揮してくれます。
現在でも引き続きSNSの利用者は若い世代が多くなっていますが(※1)、最近では40代以上にも徐々に拡大しています。今後も活用ユーザーの年齢属性は拡大していくと予想されますので、さらに増えればSNS運用型広告も今以上に大きな効果を発揮するでしょう。
※1 引用元:2020年度 SNS利用動向に関する調査|ICT総研【ICTマーケティング・コンサルティング・市場調査はICT総研】
2.ユーザーに違和感を与えない
SNS運用型広告は、ユーザーに違和感を与えにくいのも特徴の一つです。例えば、TwitterやInstagramではタイムラインに広告を表示することも可能で、フォローしているユーザーの投稿と同じような感覚で流れます。
広告らしさが全面的に出ることはなく、自然な形で表示することができるため、ユーザーから無視されにくく自然とクリックにつながりやすいのが特徴です。
このように、運用型広告はユーザーがストレスを感じにくいといったメリットがあるため、活用されるシーンが増えています。
3.詳細な設定が可能
運用型広告は、出稿するにあたりより細かい設定を行うことが可能なので、高いターゲティング精度を持って広告配信ができます。例えば、年齢や性別といった基本的な設定ができるのはもちろんのこと、興味関心やライフスタイルなどの絞り込みも可能になっています。
細かい設定ができれば、ピンポイントでターゲットに当てはまっているユーザーに広告配信ができ、ターゲットから外れたユーザーには配信されませんので、費用の節約にもつなげることができます。
4.拡散能力も高い
SNSといえば拡散能力の高さが魅力の一つとも言えます。中にはInstagramなど拡散にあまり向いていないSNSもありますが、例えばTwitterだと「いいね」や「リツイート」機能があるため、ユーザーが反応すればするほど広告の内容を拡散できます。
拡散機能があるのは、SNSならではの特徴です。もっと商品やサービスを知ってもらいたいケースでは特に必要不可欠になりますので、拡散性を重視した運用ならSNS運用型広告がおすすめです。
5.SNS内のあらゆる場所に広告を出稿できる
SNSには、例えばInstagram内だけでも幅広い場所に出稿することが可能です。出稿面の多さが特徴の一つでもあるため、目的に応じて選ぶことができます。具体的に代表的なSNSの出稿面は下記のとおりです。
- ストーリーズ
- フィード投稿内(タイムライン)
- 発見タブ
- リール
- プロモアカウント
- プロモツイート(タイムライン)
LINE
- トークリスト
- タイムライン
- LINE NEWS
- LINE漫画、LINEブログ、LINEポイントクラブ、LINEショッピングへの出稿も可能
- ニュースフィード
- インスタント記事
- インストリーム動画
- ストーリーズ
SNS運用型広告で成果を出すためのポイントと注意点
運用型広告は一度作成したら完了ではありません。成果を見ながら改善していく必要があるため、計画立てて行うことが重要です。ここでは成果を出すために必要なポイントや注意点をご紹介するので参考にしてみてください。
ターゲットと各SNSの特徴を理解する
広告を出稿して空振りで終わらないためにするには、ターゲットと各SNSの特徴を把握しておくことが大切です。
例えば、Instagramであれば10代や20代の利用者が多く、性別の比率も女性の割合が多いデータが出ています。(※2)この結果から見てもわかるとおり、高齢者層はあまり利用していません。そのため、例えば60代や70代向けの広告を出稿したとしても、あまり大きな効果は得られない可能性が高いです。各SNSで利用しているユーザーは異なるので、まずは出稿する広告に合ったターゲット、SNSかどうかのチェックは欠かさずに行うことが大切です。
※2 引用元:【2021年版】Instagramユーザー実態が分かる!調査データまとめ
ユーザーにとってほしい行動を考える
運用型広告を活用する前にしておきたいポイントとしては、「ユーザーにどのような行動をとってほしいか」です。それによって定めるべきコンバージョンのポイントや成果指標が異なります。
例えば、「もっと商品やサービスを広めたい」ということが目的であれば、インプレッション数や単価・リーチ数などが重要な指標となってきます。また、ランディングページへの誘導が目的ならば、クリック数やクリック率、クリック単価が重要です。最終的なゴールを決めておくことによって、やるべきことは変わってきます。ユーザーに何をしてもらいたいかを慎重に考えるようにしましょう。
広告の周辺施策を見直すことも大切
広告のコンバージョン率が悪かった場合、必ずしも広告が悪いというわけではありません。例えば、誘導先のランディングページや商品の購入ページ、決済方法など周辺施策に問題があるケースもあります。
これらは早急に対応しないとどれだけデザインを見直すなどしても成果を出すことができません。そのため、出稿した広告が無駄にならないよう、迅速に対応できる体制を事前に整えておきましょう。
常に改善し続ける
運用型広告は性質上、配信をしたら終了ではなく常に改善を繰り返すからこそ再現性のある広告配信ができます。具体的には、ターゲティングや配信期間、入札、誘導先の内容、広告のデザインなど常に最適化を目指す点が数多くあります。そのため、広告の成果を上げたいと考えている場合、こういった対応ができる部署、専任担当がいると改善スピードも早まり、より意味のある広告配信が可能です。
もし対応しきれないということがあれば、運用代行専門業者に広告配信を任せるという選択肢もあります。運用代行ならデザインの制作から撮影まで一括で依頼することができますし、SNSの運用も代行可能です。あらゆる手間を解消できるので、特に広告の改善に時間を取られて困っている場合はご相談してみてください。
SNS運用型広告の成功事例
SNS運用型広告を活用して成果が出た成功事例についてここではご紹介します。
ROOM(株式会社サードオフィス)のLINE広告事例
レディース向けアクセサリーブランド「ROOM」は、新規顧客の獲得と売上アップを目的に2019年からLINE広告の活用を行っています。
ROOMでは、クリエイティブの選定をこまめに行っており、毎週火曜日に新たなクリエイティブを選定しています。こまめに変更することに加え、お客様の目を引く写真選びやデザイン変更を意識しているそうです。結果、飽きることのない広告に仕上げることができ、新規顧客の獲得と売上アップにつなげることができています。
広告を活用してからは公式アカウントの友達増加率が1.5倍にも伸び、ユーザーも20代中心だったのが30代、40代の女性にも広がっていきました。
引用元:スモールスタートだからこそ「LINE広告」を選ぶ理由 D2Cブランド「ROOM」が語る成長秘話|LINE for Business
PYUAN(花王株式会社)のInstagram広告事例
花王のヘアケアブランド「PYUAN」のプロモーションの一環としてInstagram広告を取り入れています。広告導入の目的としては、20代女性からの認知拡大と購買意欲の向上です。
花王は、20代女性は「スマートフォンでの情報接触が多い」ことの特徴を的確に捉え、デジタルを中心に広告を展開しています。
Instagram広告では主にGIF動画、カルーセル動画広告、ストーリーズ広告を活用してビジュアル的に伝えられるよう配信を行っています。
広告導入後は20代女性からの認知拡大と、購入意欲を向上させることに成功しました。
引用元:Kao Merit Pyuan: Instagram広告の成功事例 | Instagram Business | Instagram for Business
Ambiance Paper(株式会社ワンダーマーク)のFacebook広告
ワンダーマークは2020年にAmbiance Paperをリリースし、ブランドの認知拡大とオンラインでの売上アップを目的にFacebook広告をはじめました。
活用した広告は、カルーセル広告と写真広告、動画広告です。その中でも動画広告による効果は高く、コンテンツビューの単価が58%削減、ランディングページビューの単価が36%削減、リンククリックの単価が32%削減しています。
シンプルながら製品を使用している感じがわかりやすい動画広告と、製品の魅力を最大限引き出した画像によって、リリースと同時に売上アップを達成しました。
引用元:株式会社ワンダーマーク: Facebook ads case study | Facebook for Business
まとめ
今回は今主流となってきたSNS運用型広告の特徴やポイントなどについて紹介しました。活用することでフォロワー獲得や拡散、売上アップにつながるなど、さまざまなメリットがあります。
運用型広告は常に最適化を目指し改善を続けるからこそ意味のある広告配信が可能な施策です。自社だけで対応できれば問題ありませんが、手が回らなくなることもあるかもしれません。
オリナスでは広告配信の設定、効果測定、クリエイティブ制作まで一貫してご支援が可能です。貴社の工数削減のためにもSNSの運用や運用型広告のことでお悩みがある方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいませ。
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