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【事例付】Instagramの運用代行会社を選ぶコツとは?
BtoC企業にとってSNSは欠かせないマーケティングツールです。
特に、Instagramはユーザーと直接コミュニケーションが取れる、親しみやすく、効果的な場です。
これを利用することで、企業の魅力をより身近に感じてもらい、集客やブランディングが可能となります。
ただ、「Instagramの運用方法がわからない」という課題を抱える企業も少なくありません。
この記事では、Instagramの運用代行サービスの選び方や運用戦略のコツを、豊富な運用実績を持つプロが詳しく解説します。
個人で行うより、代行をすることでどのような運用するか、どの料金プランが効果的なのか、また運用プランの立て方まで、具体的かつ実践的なアドバイスを提供します。
さらに、Instagramのフィードやストーリーズ、リールの活用方法、効果的なコンテンツ制作のポイントも紹介。
Instagram運用で成功を収めるためのヒントが満載ですので、ぜひ参考にして、効果的なInstagramマーケティングを実施してください。
Instagram運用代行のサポート内容解説
Instagram運用代行会社のサポート内容は、大きく分けて以下3つです。
- 戦略策定
- 運用実務
- 効果検証
これらの基本的なサポートに加えて、投稿コンテンツの数量や分析ツールを用いたレポート作成など、企業アカウントごとにカスタマイズされた運用支援が提供されます。
このような運用代行のサポート内容を理解し、自社に合ったサービスを選ぶことが、効果的なInstagram運用の第一歩となります。
具体的なサポート内容について、この記事で詳しく解説していきます。
戦略策定
成功への道筋を描くために、Instagram運用における「戦略策定」は必須です。
ターゲット層の特定や運用プランの明確化が求められ、細かな計画が運用の成否を分けます。
運用代行会社が提供するサービスは、企業のニーズに応じてカスタマイズされ、以下のポイントが基本に含まれます。
- 運用コンサルティング
- 企画立案
- 運用体制の構築
- 成果設計
特に「運用コンサルティング」では、企業の現状分析や目標設定が行われ、具体的な運用プランの策定に繋がります。
企業のビジョンや市場環境を踏まえ、ターゲットとなるユーザーに響く戦略が設計されます。
例えば、おしゃれなカフェ事業を展開する企業がInstagramの運用プランを考える場合、まず「戦略策定」が必要です。
ペルソナは、「マーケティング会社に務める27歳女性。カフェ巡りが好きで、シンプルなデザインの服を好む」と設定。
このターゲットに合わせたコンセプト設計が求められます。
「企画立案」では、このペルソナに基づき、「シンプルで大人っぽい配色の投稿」や「仕事の合間におすすめのドリンクメニュー」など、ユーザーにメリットを感じてもらえるコンテンツ制作のアイデアが必要です。
さらに、「運用体制の構築」も重要です。
目標達成のための役割分担やスケジューリング、運用マニュアルの整備など、効率的な運用業務が計画されます。
また、「成果設計」では、フォロワー数の目標設定など、ビジネス目標に向けたKPIとKGIが明確に設定されます。
【KPIの例】
- フォロワー数
- UGC数
- リーチ数
- エンゲージメント(いいね!/コメント/保存)数
- エンゲージメント率
- URLクリック数
- ShopNowタグクリック数
KPIは運用目的によって変化するので、運用代行会社と相談しながら決定しましょう。
運用実務
Instagram運用の戦略策定が定まったら次は、運用プランの詳細を計画していきます。
重要な業務は以下の通りで、定期的に行う必要があります。
- スケジューリング
- 撮影
- クリエイティブ制作
- ライティング
- 投稿
まず、企業アカウントの投稿頻度をどれくらいに設定するかを決めましょう。
投稿頻度が多すぎるとユーザーに嫌悪感を抱かせてしまううえ、自社にとっても大きな負担になりがちです。
逆に、投稿が少なすぎると、ブランドイメージが十分にフォロワーに伝わらず、効果的な結果を得ることができません。
我々の推奨する投稿頻度は週に2~3回です。ただし、投稿のタイミングは商品やターゲットにより最適なものが異なりますので、ターゲットの生活スタイルに合わせて調整しましょう。
スケジュールが確定したら、投稿コンテンツの実務業務を行います。
運用支援が可能な代行会社の場合、撮影場所、モデル、スタイリストの必要性など、コンテンツ制作の詳細を調整します。
撮影サポートがない場合は、プロのカメラマンに依頼するか、既存の商品写真を活用し、画像作成に取り組みます。
投稿用の画像は、オンラインショップや商品サイトとは異なるアプローチが必要です。Instagram用の素材を別に用意することをお勧めします。
投稿コンテンツの素材が整ったら、アカウントの一貫性やブランドイメージを保ちつつ、文字の追加や画像編集を行い、運用方針に基づいて戦略的な投稿の準備を進めます。全ての準備が整い次第、投稿を行います。
効果検証
「投稿したら終わり」ではなく、自社の目的を達成するために、投稿を続けることと同時に必ず効果検証を行いましょう。
効果検証を行わなければ、改善策の発見が難しく、適切でない運用方法を継続してしまう可能性があります。
フォロワー数やいいね!の数にのみ焦点を当てると、自社の最終目標にどれだけ近づいているのかが不明確になります。効果検証は、このプロセスにおいて非常に重要です。
Instagram運用会社が効果検証を行うには、大きく分けて以下2つのポイントを実施します。
- 分析レポーティング
- データ分析に基づいたネクストアクションの提示
分析レポーティングでは、主に月のデータを用いて目標数値と比較し、振り返りと効果分析を行います。
レポーティング内容としては、主に以下6つの項目をベースに実施します。
- フォロワー増加数
- 投稿ごとのリーチ数
- 投稿ごとの保存数
- ホーム率
- プロフィール遷移数
- フォロワー転換率
分析レポーティングを作成することで、アカウントの成長と方向性が明確になります。
レポート作成後、改善提案が行われ、具体的な方向性や投稿時間の最適化などの助言が得られます。
専門的な知識がない場合、効果的な分析や改善は難しいかもしれません。
その場合、運用代行会社のサポートを受けることをおすすめします。
プラスα
Instagram運用代行会社の支援は多岐にわたります。
基本的に「戦略策定」「運用実務」「効果検証」の3つが中心ですが、それ以上のサービスも提供されています。
特別なサポートプランとして、通常の投稿に加え、新商品発表や限定イベント、シーズン毎のプロモーションなど、特定のイベントに合わせたキャンペーン企画があります。
イベントシーズンに効果的な施策提案としては、具体的に以下の3つが挙げられます。
- フォロワー増加施策
- 広告配信
- インフルエンサー/アンバサダーマーケティング
例えば、フォロワー増加キャンペーンでは、「アカウントをフォローし、特定のハッシュタグを投稿すると、抽選でプレゼントが当たる」といった形で行われます。
このようなキャンペーン企画により、Instagramのアカウントはより多くのフォロワーを獲得する事が出来ます。
広告配信は、Instagram運用の効果を短期間で測りたい場合、とても有効的です。
企業アカウントの運用プランにおいて、詳細な分析ツールを活用し、コストを考慮しながら最適な広告施策を提供する代行サービスは、まさにビジネスの強い味方です。
様々なコンテンツ作成方法を駆使して、画像加工や動画制作、そしてリールなど多岐にわたるフォーマットで、ターゲットにアプローチ。データ分析を基にした改善策の提案は、企業アカウントの成長を加速させます。
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さらに、「インフルエンサー/アンバサダーマーケティング」施策も有効的です。
これにより、自社の商品やサービスがSNS上で広く認知され、効果的にいいね!やフォロワーを増やすことができるでしょう。
これらのサービスを運用代行会社が一括で提供してくれるので、運用業務の負担を軽減し、質の高い「投稿コンテンツ」に集中できます。
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Instagram運用代行を依頼するメリット5選
Instagram運用代行会社に依頼すれば、先ほどお伝えしたように様々な業務を行なってくれます。
ただ、業務内容が分かっても、実際利用したときにどんなメリットがあるのかを知らなければ、外注に踏み込めません。
Instagram運用代行会社に依頼するメリットは、主に以下の5つです。
- ユーザーにメリットのある発信ができる
- ノウハウが豊富にある
- 中長期的なマーケティング活用で効果を得られる
- 正しく目標設定、効果測定ができる
- 他業務に取り組める
自社に専門知識が無くても、月額費用を投じて代行サービスを利用することで、専門的な知識がなくてもInstagramの運用がスムーズに進み、効果的な結果を得ることが可能です。
それでは、各メリットについて詳しく解説していきます。
ユーザーにメリットのある発信ができる
自社ではない客観的な立場である運用代行会社に依頼することで、ユーザー目線での企画提案や戦略設計ができ、ユーザーに響く配信が可能です。
例えば、デザインに特化した家電を販売している会社がInstagram運用を始めたとしましょう。
「自社の魅力はデザインだから、とにかくおしゃれな写真を投稿しよう」と配信したとしても、ターゲットが機能性を重視したい場合は効果が出ません。
「短期間で成果が出ないのは当然だから、もっと頑張ろう!」と誤った投稿を長期間続けてしまっては、お金や時間、工数が無駄になってしまいます。
Instagram運用代行会社なら、企業の商品や市場、さらに競合企業まで、様々な情報を獲得したうえで戦略立案を行うので、効率的に成果を出すことが可能です。
さらに、客観的な立場だからこそ、自社内では気づかなかった商品独自の魅力や、ユーザーの関心を引く新しいアプローチを発見できる可能性があります。
フォロワーや「いいね」の数が伸び悩んでいる場合、それは自社の固定した視点からの投稿が原因かもしれません。
代行会社に依頼することで、企業イメージをより魅力的に伝え、さまざまな角度からの発信が可能となります。
また、これにより、「そんなやり方があるのか!」と驚くような効果的な投稿が可能となり、Instagram運用の質を向上させることができます。
ノウハウが豊富にある
Instagram運用代行会社は、料金や契約期間が明確であり、企業の予算に応じた最適化されたプランを提供します。
これらの会社は、Instagramにおけるアルゴリズムを理解し、詳細な市場分析と公式アカウントの運用を徹底的にサポートします。
インターネットや書籍から得られる情報は一貫性がなく、自社運用には限界があります。運用代行会社では、そのデメリットをなくし、専門の知見でアカウント開設から運用まで一貫したサービスを提供します。
また、評判の良い代行会社は、PDCAサイクルに基づいて戦略を常に見直し、企業の成長をサポートします。
他にも、企業の要望を明確に理解し、目標に合わせた運用プランを策定。
MTGやコンサルティングを通じて、企業の目的に合致した運用方針を実行に移します。
これにより、企業は効果的なInstagram運用ができるのです。
炎上リスクを軽減できる
Instagramは、無料で始めることができるビジネスの媒体として非常に効果的ですが、炎上のリスクも無視できません。
このリスクを最小限に抑えるために、運用代行会社の導入が効果的です。
多くのInstagram運用代行会社は、専門の人材と知見を蓄積しており、カウンセリングなどを通して、炎上リスクを減少させるアドバイスを提供しています。
他にも、運用代行会社は、日々のアカウントの管理とコメント返しを通じて、問題の発生を早期に察知し、迅速に対応します。
これにより、企業のHPや広告出稿においても信頼の喪失を防ぐことができます。
中長期的なマーケティング活用で効果を得られる
Instagram運用代行会社の利用は、中長期的なマーケティング活用において、明確な効果をもたらします。
自社運用における短期的な施策は、フォロワーの一時的な増加をもたらすかもしれませんが、持続的な成果は期待できません。
例えば、プレゼント企画のようなキャンペーンはフォロワーを一時的に増やすかもしれませんが、キャンペーン終了後にフォロワーが減少するリスクもあります。
運用代行会社を利用することで、戦略的なプランニングが可能となり、一貫した運用が期待できます。このようにして蓄積されたフォロワーは、単なる数字でなく、企業に対しての関心にも繋がります。
そして、運用代行会社は、単にフォロワーを増やすだけでなく、長期的な視点でファンを育てる戦略を明確に策定します。
これにより、フォロワーは単なる数字でなく、真のファンへと推移し、企業の売上アップに寄与します。
一貫した作業内容と戦略によって、フォロワーから熱心なファンへとユーザーを導きます。
この方法で、企業はクオリティの高いファンを蓄積し、競争が激しい市場での立ち位置を強化することができます。
また、必要に応じてオプションサービスを利用すれば、ビジネスのニーズに合わせて最適化されたプランを提供してくれます。
その結果、コスト削減を実現しながらも、効果的な運用が可能となります。
企業が自社での運用を考える場合、様々な注意点がありますが、運用代行会社を利用することで、これらのリスクを軽減することができます。
結果として、効率的にInstagramを活用し、ビジネスの成長を実現するためのサポートを受けることができます。
正しく目標設定、効果測定ができる
Instagram運用代行会社に依頼することで、現実的なKPI設定・効果測定により課題把握や改善ができ、売上につながる運用が可能です。
Instagram運用の成功に目標設定や効果測定は必須ですが、専門知識がなければどのような数値を設定してそこからどのような分析をすれば良いのか試行錯誤の効果測定になる恐れがあります。
「フォロワー数10万人を目指す!」など自社の現状、本当に目指したいことにマッチしていない目標を立ててしまうことは良く起こりがちです。
最初から難易度の高すぎる目標を立ててしまうと、担当者は通常の業務以上に多くの負担をかけられてしまい、実施することが目的化してしまうでしょう。
Instagram運用代行会社なら、企業のリソースをしっかり把握し、適切なKGIやKPIを設定できます。
数値成果が芳しくない時はどこに問題があってどの点を解決すれば良いのかを具体的に提示をしてくれます。
このように、定期的、且つ正確な効果測定ができることもInstagram運用代行会社の強みでしょう。
自社で運用しているとどうしても本業の傍らでチェックすることが難しいですが、運用代行会社なら、専門的な知識をもとに、どのような運用がアカウントの変化に繋がったのか論理的な根拠をもとに分析してくれます。
長期的な視点でしっかりと現状を分析するからこそ、継続的にフォロワーやいいねを獲得でき、意味のあるアカウント運用ができるでしょう。
他業務に取り組める
Instagram運用代行会社のサービスを利用することで、企業担当者は他の重要な業務に集中する時間を確保できます。
多くの企業では、SNSの運用を他の業務と並行して行うケースが一般的です。
しかし、運用代行会社に依頼可能であれば、予算内で効果的な運用が期待できます。Instagram運用は専門的な知識が求められるため、自社での運用が難しい場合もあります。
よって、代行会社に委託することで、費用対効果を高め、さらに企業全体のマーケティング成果に寄与することができるようになります。
Instagram運用代行会社のサポートを利用することで、企業は人的リソースをより効率的に活用でき、経営改善に一歩近づくことが可能です。
運用代行会社のプロ集団は、企業の目標達成を支援し、蓄積された専門知識を基に、成果を最大化する施策を提案してくれます。
運用代行会社への依頼は、現状の課題を解決するだけでなく、企業の将来に向けた貴重な投資ともなりえます。
これにより、企業はInstagramを効果的に活用し、ソーシャルメディアでの存在感を強化できるでしょう。
Instagram運用代行|依頼時の6つのポイント
これまでお話してきたように、Instagram運用代行会社には様々なメリットがあります。
ただ、自社に適した運用代行会社を選ばなければ、思っていたような成果が出ないことも少なくありません。
数あるInstagram運用代行会社の中から、適切な会社を選ぶには以下6つのポイントを意識すると良いでしょう。
- 運用代行会社の特長/強みは何か
- どこまで支援してくれるか
- どのような費用形態か
- 依頼先担当者のサポート体制
- 自社と同じ業界の実績があるか
- 類似課題を支援した実績があるか
上記のポイントをすべてクリアできる運用代行会社なら、きっと自社の課題を解決したうえで、期待以上の成果を出してくれます。
では、それぞれのポイントについて詳しく解説していきましょう。
運用代行会社の特長/強みは何か
Instagram運用代行会社の選ぶ際、自社のニーズに合った会社の強みや特長を理解することが重要です。
多種多様な運用代行会社が存在する現在、各会社が提供するサービスの特色や強みは異なります。
以下には、Instagram運用代行会社が持つ強みの具体例を挙げてみました。
- マーケティング全体戦略
- SNS企画力
- 運用実務のスピード・正確性
- クリエイティブ制作力
- ツール
- スピード感
- 価格
例えば、「マーケティング全体戦略」を強みとする代行会社は、広告からSNS運用まで一貫したサービスを提供し、ワンストップでの依頼が可能です。
ただ、手広く事業を展開しているからこそ、SNS運用の専門知識が乏しい場合もあります。
「絶対にSNSで結果を出したい!」と考えている場合は、SNS企画力に特化した運用代行会社がおすすめです。
選ぶべきInstagram運用代行会社は、豊富なノウハウと独自の勝ちパターンを蓄積している会社です。
様々な業界の経験から、あなたの企業にフィットした運用が可能となります。
運用実務のスピードやクリエイティブ制作力が魅力の会社もあります。
これらの会社は、特に人手不足を感じている場合や、画像加工などの専門的な作業が必要な場合に適しています。
ただし、全体の戦略立案が弱点である可能性もあるため、その点も評価の理由に含めて考慮すべきです。
また、ツールの利用や運用のスピード感、料金相場を重視する企業には、低価格での運用が可能な会社も存在します。きちんと比較することで、自社に最適な運用代行会社の選び方が見えてくるでしょう。
どこまで支援してくれるか
Instagram運用代行会社によって、業務のどこまで支援してくれるのかは異なります。
Instagram運用と一口にいっても、業務内容は以下の通り多種多様です。
戦略立案 | ・運用コンサルティング ・企画立案 ・運用体制の構築 ・成果設計 |
運用実務 | ・スケジューリング ・撮影 ・クリエイティブ制作 ・ライティング ・投稿 |
効果検証 | ・分析レポーティング ・ネクストアクションの提示 |
上記以外の業務 | ・フォロワー増加施策 ・広告配信 ・インフルエンサー/アンバサダーマーケティング |
例えば、自社にSNS運用の専門知識が全くない場合、選ぶべき運用代行会社は上記全ての業務を担当してくれる業者でしょう。
企業の強みや弱みをしっかりと理解したうえで、適切な戦略を立案し、正確な運用を行いながら定期的に効果検証が行われれば大きな成果を得ることができます。
さらに、ベースとなる「戦略立案」「運用実務」「効果検証」以外の業務を行なってくれる運用代行会社なら、最短で目標の達成が可能です。
一方で、誤ってSNS運用未経験の会社が「運用実務」のみを代行会社に依頼したとすると、Instagram運用を成功させるには、最低でも戦略立案・運用実務・効果検証と3つの工程が必須です。
専門知識が不足している場合、部分的な業務を運用代行会社に丸投げしても、十分な成果は期待できないかもしれません。
Instagram運用代行会社を利用する理由は多岐にわたりますが、担当者の負担軽減とともに、販売の促進やブランド認知の拡大が目指せます。
具体的な見積もりをもとに、自社の目標に合ったサービスを提供してくれる会社を選ぶことが重要です。
また、「〇〇の業務まで行なってくれると思っていた!」と業務内容の勘違いが起こりやすいことも注意が必要です。
そのため、ユーザーからのコメント対応やいいね対応、リポスト業務など、運用の詳細について十分に確認しましょう。
どのような業務を依頼するかによって、削減できる労力やコストも変わってくるため、計画的に進めることが求められます。
どのような費用形態か
Instagram運用代行会社の費用形態を事前に確認しておけば、費用面において無理のない範囲で運用を行うことができます。
Instagram運用の費用形態は、運用代行会社によって様々ですが、以下では大まかな相場をまとめてみました。
- 初期費用(0~30万円程度)
- コンサルティング(月額10~100万円程度)
- 写真や動画の撮影・加工(月額10~100万円程度)
- ハッシュタグ選定・投稿文作成(月額5~20万円程度)
- 投稿代行(月額5~100万円程度)
- Instagram広告新規リーチ(月額5~100万円程度)
- Instagramキャンペーン(1回10~100万円程度)
Instagram運用は、しっかりとデータを分析し、企業にマッチした方法で運用していくことが求められるので、どのような運用方法なのかチェックしましょう。
今回紹介した以外にも撮影時に使用するスタジオ代や撮影小物代、モデル、ツール使用料、追加投稿料など、運用をスタートして発生してくる費用もあるので、費用の内訳を事前に確認しておくことが必要です。
単純にInstagram運用だけを行うのではなく、達成したい目標を目指して実施するのなら、月額50~100万円は考えておくと良いかもしれません。
ただ、弊社オリナスでは月額30万円から実施ボリュームに沿った適切なプランを提案させていただきます。
Instagram運用に悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。
依頼先担当者のサポート体制
担当者が充実したサポートを提供してくれるかは、重要な判断基準です。
特に、毎日のコミュニケーションが、運用の成功へと導きます。
担当者とのやり取りが形式的でなく、自社の希望を具体的に反映してくれるかもチェックポイントです。
目標に対して、担当者が親身にアプローチしてくれ、商品の魅力やターゲットの心理を理解してくれる会社を選びましょう。
運用代行会社のサポートが即時に行われるかは、ストレスフリーな運用にとって重要です。
何か問題が発生した場合、迅速に対応してもらえるか、スムーズな業務運用に影響してきます。
契約前に、これらの点をしっかりと確認しましょう。特に、SNSマーケティングが未経験の企業にとって、疑問や問題がすぐに解決できる環境は安心感をもたらします。
「この担当者なら安心して任せられる!」と確信を持てるように、日頃のコミュニケーション手段や悩みごとのサポート体制について把握しておきましょう。
自社と同じ業界の実績があるか
運用代行会社の選び方において、特に重要なのは「業界実績」です。
希望する運用代行会社が自社と同じ業界での運用実績を持っているか確認しましょう。
Instagram運用は業界ごとにターゲットや投稿方針が異なるため、それに適した運用が求められます。
運用代行会社がプロフェッショナルであれば、異なる業界でも適切な運用が期待できます。
しかし、自社の業界に精通した運用代行会社であれば、豊富なノウハウや成功パターンを基に、より精度の高い運用が可能です。
選ぶ会社が自社と同じ業界での実績を持っているか、念入りにチェックすることが成功への第一歩です。
類似課題を支援した実績があるか
Instagram運用代行会社選びにおいて、業界経験は確かに重要ですが、それだけに囚われず、類似の課題解決経験も詳しくチェックしましょう。
特に0円で提供されるテキストやサービス内容が具体的に明示されている場合、それに注目が必要です。
365日、一年を通して毎月コンスタントにサポートが受けられるのか、またその内容が自社のニーズに適しているのか、確認しましょう。
同じ業界でなくても、フォロワー数の増加やブランド認知度向上など、具体的な成功実績がある会社は信頼できるパートナーとなる可能性が高いです。
また、どのような方法や手法を用いてこれらの成功を実現してきたのか、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。
具体的な成功事例やその過程におけるサポートの詳細を通じて、その代行会社が自社に合ったサポートを提供できるパートナーかどうかを判断しましょう。
Instagram運用事例
最後に、弊社がご支援させて頂いた一部のお客様の成功事例をご紹介いたします。
メディエア株式会社様
蓄積されたノウハウを活かしつつ、自社でD2Cのファッションブランドをスタートするにあたり、Instagram強化に取り組みたかったというメディエア株式会社様。
オリナスでは、新ブランドのInstagram立ち上げをはじめ、フォロワーの獲得設計などブランディング面でもご支援をさせていただいております。
新ブランドの「ヨガウェアファッション」であるLITHEE(リジー)のInstagram運用~広告施策を行い、1.6万人のフォロワーを獲得。
成果としてアカウント経由の購買も継続的に発生しているということで、お力になれたことを嬉しく感じています。
ゼロからの立ち上げ!Instagram立ち上げからのヨガウェアブランディング戦略
こんにちは、オリナスお客様事例インタビューチームです。 今回は、メディエア株式会社 代表取締役の二木様にインタビューさせていただきました。 蓄積されたノウハウを活かしつつ、自社でD2Cのフ…
コクヨファニチャー様
文房具メーカーで有名なコクヨ様が展開するオフィス家具事業のコクヨファニチャー様でもInstagramのアカウント運用(投稿/投稿企画作成/ライティング/効果分析レポート/撮影 ※2020年9月~2021年8月まで)を中心に、フォロワー増加施策、デザイナーコラボレーション企画、商品撮影などスポット施策でご支援させて頂いております。
コロナ禍をきっかけに在宅勤務をするお客様が増え、個人様向けの需要拡大で専門のオンラインショップを開設。これまでやってきたBtoB向けのアプローチに加えて、BtoCやBtoE(Business to Employee)向けにプロモーションを行うこととなり、どのようにアプローチするかが課題でした。
施策スタート当初はフォロワー数100名弱からのスタートでしたが、フォロワー増加施策などを実施した結果、6000人以上のフォロワー数を獲得。
フォロワーが増えてもエンゲージメント率10%を維持しながら、ユーザーからの反応も良いアカウントとして成長しました。
元々内製化を目指した運用ご支援だったため現在はコクヨ様自身で活用されていますが、家具の見え方を意識した商品撮影や日常に溶け込んだ使用イメージができるクリエイティブ制作でサポートさせて頂いております。
エンドユーザーである“働く人”に届けたい。内製化を見据えたInstagramマーケティングをご支援
こんにちは、オリナス お客様事例インタビューチームです。 今回は、コクヨ株式会社 ファニチャー事業「KOKUYO FURNITURE」様のInstagramアカウント運用(投稿/投稿企画作成/ラ…
コーセーコスメポート様
10代後半~20代の女性をターゲットにしたコーセーコスメポート様のブランド「BLEND BERRY(ブレンドベリー)」ではInstagramのアカウント運用、撮影、アンバサダーマーケティングをご支援させていただいております。
元々運用はしていたものの少数精鋭で他業務と兼務しながら活用していたコーセーコスメポート様。
会社全体で「デジタル&Z世代の攻略」という方針になったことをきっかけにInstagramのさらなる強化で弊社オリナスへご相談いただきました。
“ラブリーユニーク“というブランドの世界観をどのようにInstagram上で表現するか模索していた初期段階では、専属カメラマン、スタイリストをアサインしてブランドの魅力が伝わる世界観を統一。
ユーザーの方から「最近BLEND BERRYの投稿が可愛い。変わってきた」という投稿や、お取り引き企業様のSNS担当の方から「BLEND BERRY可愛くなりましたね。」という嬉しい声をダイレクトに感じるほどのアカウント設計となりました。
マス向け広告からデジタルへシフト。お客様からの声が届くInstagram運用とアンバサダー施策をご支援
こんにちは、オリナスお客様事例インタビューチームです。 今回は、コーセーコスメポート株式会社 戦略事業部 戦略ブランド推進課の松尾様にインタビューさせていただきました。公式Instagramアカ…
Instagram運用についてのまとめ
今回は、Instagram運用代行のサポート内容や代行会社に依頼するメリットを解説しました。
Instagram運用代行のサポート内容は、「戦略立案」「運用実務」「効果検証」と大きく3つに分けられ、それぞれ多岐にわたる業務があります。
専門会社にこれらの業務を代行してもらえれば、以下のようなメリットが考えられるでしょう。
- ユーザーにメリットのある発信ができる
- ノウハウが豊富にある
- 中長期的なマーケティング活用で効果が得られる
- 正しく目標設定、効果測定ができる
- 他業務に取り組める
Instagramの運用を検討している、運用中のアカウントで成果を出したい、手離れよくアカウントを育てたい…などを考えている方は、是非本記事の選定ポイントを参考に運用代行会社へ相談してみてはいかがでしょうか。
また、手前味噌ではありますが、私たちオリナスは1,000を超える支援実績があるため、様々なニーズにお応えするためのご提案が可能です。
ご依頼いただければ、戦略・企画⽴案から効果検証まで全て弊社内で実施するので、担当者の方は投稿内容の確認など⽉数回の確認作業を行うだけでInstagram運用ができます。
少しでも気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。
こんなお悩みありませんか?
・複数のSNSを活用しており更新することが目的になっている
・自社アカウントの効果測定ができておらず成果が測れない
・どのような方向性で運用をすれば良いか分からない
1,000件以上の企業様のSNSマーケティングを手掛けてきたオリナスが、企業目的に合ったSNSの選定から自社の強みを生かせるコンテンツの企画まで、どのようにサポートしているのか、その特徴やプランについて資料にまとめました。